私はできない派
結論から先に言うとですね。
知り合ってすぐに呼び捨てにする人は苦手です。
仕事の後輩とかに対してなら呼び捨てもわかるのよ。
上下関係だからね。
でも、基本的には名字から入るじゃないですか?
職場全体の認識もありますからね。
誰のことを指して言ってるのかある程度の確認ができるまでは名字で呼ぶのが当たり前だと思うんですけど。
それでも、いきなり下の名前で呼ぶ先輩っているじゃないですか?
みんな一瞬「えっ誰のこと?」ってなるんですよ。
こういう配慮のない人って何なんですかね?
全体の共通認識よりも斜め上にいる兄貴肌って感じなんですかね。
この兄貴肌の人って先輩に対しても独自のアダ名で呼ぶんですよね。
普通はさ、後輩の立場からすると下の名前で呼ばれてる先輩がいたら、その先輩のことは下の名前にさん付けで呼ぶ訳ですよ。
これもさっきと同様に他の人が話の内容を誤解しないように全体の共通認識としての名前で呼ぶ訳ですよ。
兄貴肌の人ってのは、仲の良さをアピールしたいのか、カッコつけたいのか知りませんけどね。
例えば、サッカーの日本代表の遠藤のことをヤットって呼ぶとしたら、それは最低限ね、学生時代にサッカー部でレギュラーだった人しか許されないと思うんですよ。
それか熱狂的なサポーターしか許されないと思うんですよ。
それはなぜかと言うと、にわかサッカーファンみたいなやつが語るのは、多くのサッカーファンや遠藤選手のファンの方々に対して失礼に当たると僕は思うんですよ。
そういう感覚的なお話なんですけどね。
僕らの学生時代は中学で部活に入部した時に、1年からしたら3年生なんて神様みたいな存在だった時代でしたからね。
部長とはまともに話すらできない訳ですよ。
それをね、部外者が軽々しくヤットだなんてニックネームではとても呼べませんよ。
女性に対しても兄貴肌の人っていきなり下の名前で呼ぶでしょ?
初対面では、かろうじてちゃん付けだとしても、その翌日くらいには名前で呼んでますからね。
もう、抱いたのか?と。
僕は基本的に女性に対しては彼女の名前しか、下の名前で呼び捨てにしないんですよ。
女の人には、さん付けや、ちゃん付けが当たり前で、彼女だけが呼び捨てというスタイルなんですよ。
だから僕の中では日常生活で感情的になった場面で叫ぶ名前は彼女くらいなもんなんですよ。
それが原因でとんでもない間違いをしてしまったんですよ。
あのー、学生時代に先生のことを間違えて「お母さん」と呼んでしまうことってあるじゃないですか?
それと同じ理論だと思うんですけどね。
職場で、あまりにもダメな後輩がいましてね。
そいつは仕事を覚える気がさらさらなくて、何か言っても空返事なんですよ。
あとは、こっちが確認したくて言った言葉も、オウム返しするだけなんです。
その間に考えるふりをしたり、完成度の低い言い訳を呟いたりして、何をするにもモタモタしてるし、とにかくもうイライラしてきて頭の中が怒りでパニック状態になってたんでしょうね。
僕はそいつに向かって彼女の名前を絶叫してしまいました。
一瞬にして恥ずかしさが全身に広がりましたが、その絶叫に対して僕が名前を呼び間違ったことすら気付かずに、恐る恐るゆっくりと後ろを振り返る後輩の姿に再び怒りが込み上げてきました。
何だかんだ言っても本能的なレベルでは、彼女のことを愛してるようなそんな気がしました。
===================
知り合った人を、すぐ呼び捨てにできる?
・できる・できない