お前の除湿器を見せてみろ | 天狗と河童の妖怪漫才

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除湿器ですね。



これは一人暮らしには絶対に必需品ですよ。



衣類の部屋干しもできますし、布団も毎日ファブリーズだけ吹き付けてるだけじゃ根本的な解決にはなりませんからね。



一人暮らしでまともに働いてたら湿気と格闘する時間なんてないんですよ。



朝起きた時とか、帰宅した時にタンクの水が満タンになってるのを見ると嬉しくなりますからね。



湿気は大敵ですからね。


特に革はすぐカビます。


ブーツとかは見ればわかりますし、ちゃんとケアをすればいいんですよ。


除湿器なしで陽当たりの悪いアパートに10年間住んでた時は悲惨でしたね。



オメガの腕時計のケースが革製の箱なんですけど、箱なんて気にしてなかったんですよ。



金に困って時計を売ろうとして、箱とか保証書が揃ってると買い取り価格が上がるらしいので、久しぶりに探してみたら革のケースがバリバリにカビてましたからね。



一人暮らしをするのに家電は1つだけしか持ち込めないというルールがあったとしたら、僕が持っていくのは除湿器です。



無人島に1つだけ持っていくのもありです。



電気ないとダメだけどね。



電気のある無人島に1つだけ持っていけるとしたら除湿器ですよ。



だって、除湿器のタンクには空気中の湿気が水になって溜まってる訳ですからね。



電気さえあれば水を作り出せるマシンでもある訳ですよ。



そのまま飲みたくはないですけど、衛生的に飲める商品として開発されないのかな?



その名も空気水。



部屋によって匂いとか味が違ったら面白いね。



子供の頃、友達の家の匂いって気になったのよ。


同じ小学校に川を挟んで町中の子と田舎の子が通ってたのよ。



俺は田舎に住んでて、学校は町中にあってね。



だから町中に引っ越してきた友達の家に遊びに行くと全てが違ったのよ。



まず母親からして違うのよ。



ママって感じでさ。



そいつの姉ちゃんや妹も美人で可愛くて田舎の女みたいに鼻なんか垂らしてないのよ。



匂いの記憶って割りと残ってるのよ。



洋風な戸建ての上品な家はいい匂いがしたもんね。



それがさ、橋を渡った田舎の連中はどこの家も基本的に畳と壁の漆喰くせえの。



もう玄関の下駄箱からすでにくさいのよ。



その上の金魚くせえし。


台所もくせえし。



便所もくせえし。



仏壇くせえし。



外を歩いても季節ごとにくせえし。



でも、その匂いが故郷に帰ってきたんだと感じる匂いでもあるのよね。



駅前の近くにあった洋風な戸建ての友達の家もいつの間にか無くなってた。



中学で別れてから遊んでないからどうなったのかはわからない。



田舎のくせえ家はまだいくつも残ってる。



話は変わるが、風俗の匂いってあるよね?



あの独特の匂いあるよね?



イソジンのような匂いと、風俗嬢の香水が混ざったような 独特の匂いがさ。



たぶん大抵の男は、あの匂いを嗅ぐと反射的に半勃ちしてしまうのではなかろうか?



私は一体なんの話をしているんだ?



そうだ、除湿器の話だった!



でも、大抵の風俗嬢のアソコはカラカラに乾燥していますよね。



やっぱり、男の一人暮らしなら除湿器よりも、女性器を選びますね。