天狗と河童~あだ名はセクハラ~ | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

今まであだ名、どんなのあった?ブログネタ:今まであだ名、どんなのあった? 参加中




天狗「いま思うとさ、あだ名って残酷だよな」



河童「名前は親がつけるけど、あだ名は友達とか他人がつけるからね」



天狗「名前から派生したあだ名ならいいけどさ、違うやつもいたじゃんか?親父ってあだ名のやつとかさ」



河童「いたね」



天狗「あれを親はどう思ってたのかな?
『うちの子のあだ名が親父?』
って疑問に思うよな」



河童「学校での子供を知らない訳だからね」



天狗「名字から派生したあだ名のやつで親が離婚したり再婚することになって新しいあだ名を考えた時もあったよな」



河童「あだ名は覚えてるけど本名が思い出せないやつもいるよね」



天狗「担任の先生とか勘違いしてる時もあったからな」



河童「あだ名の意味を?」



天狗「高校の時に火星人みたいなやつがいてさ、あだ名は火星だったのよ」



河童「今改めて考えるとおかしいよね。でも、あだ名だと違和感がないけど」



天狗「火星は遅刻ばっかして担任から怒られるんだけど、一度だけ担任が火星に対して怒鳴ったことがあったのよ」



河童「なんと言ったの?」



天狗「『この包茎がァァァ!!』
って怒鳴ったのよ。クラス中はシーンと静まり返ってたけど、みんな心の中では
『いやいやいや、先生それカセイ違いだから、仮性包茎の仮性じゃなくて火星人の火星だから』」


河童「火星人みたいなやつだからって説明するのもおかしいけどね」




天狗「あとさ、最近の若いヤンチャな連中って年上に対しても○○くんって呼ぶのは何なの?」



河童「ジャニーズ感覚なんじゃないの?」



天狗「親しみを込めてそう呼ぶのかもしれないけど、職場ではダメだろ?」



河童「違和感があるよね」



天狗「漫才師のオール巨人が“きゃりーぱみゅぱみゅくん”って呼ぶ感じだよな」




河童「それはよくわかんないけどさ」



天狗「職場だと年上に対して“さん付け”のあだ名ってあるだろ?」



河童「それはいいんじゃないの?」



天狗「だけど、職場で親方や他の職人達から“プー”って呼ばれてる先輩に対して『プーさん』って呼ぶのはダメだろ?」



河童「それはおかしいよね」



天狗「名前に熊が入ってるならわかるけど、“あいつプー太郎みてぇだな”っていう理由での命名だからね」



河童「よく理解してから呼ばないとダメだよね」


天狗「あとはさ、女で名字に栗が付く子に対して“ちゃん付け”は絶対にダメだろ?」



河童「セクハラだからね」



天狗「どんなに仕事を評価するにしても『クリちゃんも一皮剥けたね』とかは言えない訳だよ」



河童「明らかにセクハラだろ」



天狗「鬼頭って名字のやつも扱いに困るよな」



河童「漢字を知らない人は誤解するよね」



天狗「病院で名前を呼ばれても他の患者は泌尿器科なのかと勘違いするよな」



河童「そんな訳ねーだろ!!」



天狗「あだ名とは違うんだけどさ、名字が神野って人がいたのよ」



河童「いそうな名前だよね」



天狗「職人って自分の工具に名前を書く訳だよ。他の人のと間違えないように、頭文字を書いとくのよ」



河童「なるほどね」



天狗「その時はまだ神野っていう名字を漢字では知らない時期だったから、それでその人の持ってる工具には全部【神】って書いてあるからマジ怖かったのよ」



河童「宗教的な感じがするよね」



天狗「鬼頭が【鬼】って書くのとは別の怖さだよな」



河童「つーか、あだ名とは関係なくなってんだろ!いい加減にしろ!!」