![恋人に聞きたいけど聞けないこと](https://stat.ameba.jp/common_style/img/home_common/home/ameba/allskin/ico_kuchikomi2.gif)
天狗「そんなことってあるのか?恋人なら何だって聞けるだろ?」
河童「恋人だからこそ、聞きづらいことがあるんだよ」
天狗「恋人に聞きたいけど聞けないこと…?」
河童「例えば女の子なら、彼氏に結婚について聞くことで今の関係性が崩れてしまいそうで聞けないとかね」
天狗「あぁ、なるほどな。でも、そういう感覚があるってだけでいい女だと思うよ。だけど、男からすると何の前触れもなくゼクシィを買ってきて部屋に忍ばせておくような女には、その無言のアピールについて“聞きたくないから聞かない”よな?」
河童「聞いてやれよ!察しろよ!なにが“聞きたくないから聞かない”だよ。それは聞きたいけど聞けないこととは意味合いが全く違うからね」
天狗「男目線で言わせてもらうとだな、聞きたいけど聞けない関係なのに恋人ってのが理解できないのよ」
河童「例えば彼女に過去の恋愛について聞いてみたいけど聞けないでしょ?」
天狗「『人殺し以外はみんなやったわ…』とか言われんだろ?」
河童「それ過去の恋愛じゃねーだろ!そんなの聞きたくないよ」
天狗「聞きたいけど聞けないっていうのはさ、単純に頭の回転の悪い恋人と付き合ってるだけの話だろ?」
河童「どういうこと?」
天狗「相手が受け止めきれないボールをいきなり投げるから怪我をするんだよ。会話のキャッチボールが下手なだけ。練習不足。キャッチボールをしながら相手の守備範囲の広さを確認して、この人なら受け止めてくれると信じてから速い球を投げる。これが信頼関係だよ」
河童「じゃあさ、聞きたいけど聞けないっていうのはどういうこと?」
天狗「思いっきり投げてみたいけど顔面に当てたら怒られるからやめとこう…みたいな。顔面にぶつけても怒らない男が優しい男だと勘違いしてるバカ女が大勢いるからな」
河童「どんな球でも受け止めてくれる男を求めてるんじゃないの?」
天狗「違うんだよ。バカ女はキャッチボールだって言ってるのに最初からキャッチャーを求めて投げてくるんだよ。自分はピッチャーだと思ってる」
河童「でもさ、そう考えると女の子には優しい球しか投げられないよね?怪我をさせちゃうから、聞きたいけど聞けないよね?」
天狗「キャッチボールが下手クソな女と付き合う時点で間違ってんだよ。軟式とか草野球で満足してるなら構わないけど、男なら甲子園を目指すだろ?」
河童「それは聞きたいことは聞くってこと?」
天狗「もちろん。恋愛も一緒だよ。お互いに切磋琢磨して甲子園を目指すんだよ」
河童「それでもさ2人の技術の差は広がるよね?キャッチャーに思いっきり投げてみたいけど、マスクとかプロテクターをつけてなかったら投げられないよね?」
天狗「だったら投げるよ。キャッチャーの経験がなくても受け止めてくれる女はいるからな」
河童「そんなの見抜けないでしょ。球技をやってる女の子なら受け止めてくれそうだけどね」
天狗「俺はこの女なら受け止めてくれると判断したら美術部の女だろうと、デッサンしてる後頭部を目がけて豪速球ぶつけるけどね」
河童「後頭部を狙うなよ!!受け止められる訳がないだろ」
天狗「受け止められなくてもいいよ。その球を避けるだけでも『この女、できるな…』って感じるだろ?」
河童「まぁ、危険球をかわすのが上手いのも正解ではあるよね」
天狗「そうなんだよ。『まったく、野球なら外でやってよね』みたいに平然と球を返されたら、たまらないよな?でもデッサンはビリビリに破いて帰るけどな」
河童「それキャッチボール関係ねーじゃん。なんでビリビリに破くんだよ」
天狗「なんかムカつくというか何というか」
河童「逆にさ、恋人から聞かれたくないことってないの?」
天狗「浮気相手とのセックスとか?」
河童「最低だろ!!そういうことじゃなくてだよ」
天狗「基本的に聞かれて困るようなことはないよ。女の受け止める守備範囲とか以前の問題で、ピントがずれてる女には聞かれたくないけどね」
河童「それどういうこと?」
天狗「今までは、会話をキャッチボールに例えてきたけど、これをセックスに置き換えても同じことが言える訳だよ」
河童「セックスの守備範囲ってこと?」
天狗「まぁそんな感じだよ。足の指を舐めてくる女には『こいつ、できるな…』って感じるだろ?」
河童「それが会話として正解なのかどうかは知らないけどさ。さっきの会話のピントがずれてるっていうのはどういうことなの?」
天狗「アナルにティッシュついてるような女だよね。どんなにスタイルがよくてエロい女でもこれは困るよね。なんでティッシュついてるの?」
河童「どんな会話だよ!!」
天狗「これこそ“聞きたいけど聞けない”ことだよね」
河童「聞かずに取ってやれよ!!いい加減にしろ!!」