書評もどき3・4冊目「三匹のおっさん」「三匹のおっさん ふたたび」有川浩 | のりゴリのブログ

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自分の中で「作家読み」と呼んでる読書パターン(?)があります。


何かしらの切っ掛けである作品に出会い、大好きにドキドキ


そしてその作家の本を大量に買い込み、暫く読み続けるんです。。。本


それ以降は新作が出る度に必ず購入お金Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒しょぼん



今回の作家「有川浩」(ありかわひろ)(♀)さんは、


デビュー作の「塩の街」(2004)を一昨年に偶々手に取ったのが切っ掛けでした。


デビュー作からの(いわゆる)「自衛隊三部作」・「図書館戦争」シリーズを一気に読んで


好きな作家上位は当分変わらんな~な作家さんです。



でも、年間200冊以上読むってことは…それ以上に購入するわけで…


やっちゃいますね、「積んドク」状態┐( ̄ヘ ̄)┌


未読の本が少しずつたまって本棚の一角を占めちゃう(>_<)



先日、続編を有川浩さんだからと即購入、


家に戻り


???なぜ前の話を思い返せないんだろうと本棚をみてたら


未読の中にあったんですね前作ショック!



で、一気に2冊読みました。




良かった~ラブラブ良い本にまた巡り会えましたグッド!



「ジジイと呼ぶな、おっさんと呼べ!!」


還暦を迎えた元悪ガキ三人組がご近所限定の正義の味方をする話ですが、


三人の 孫や娘、奥さんや息子や息子嫁も出てきていろんな事件・出来事に立ち向かいます。



連作集っていうんですかね、それぞれのエピソードがそれぞれに味があって良いですにひひ


その中にあった書店の万引き事件と、中学校の飼育小屋を襲う動物虐待事件が


心に小さなひっかき傷を作ってくれてお気に です。



両方とも中学生が犯人ですが(ネタバレ…です、未読の方ごめんなさい。


でもきっと大丈夫…と思う…)、


「万引き」って言葉、もうやめて「窃盗犯」にしませんか??


暴れたら「強盗犯」で┐( ̄ヘ ̄)┌


「ストレス」って言葉、使うの社会全部で一切やめませんか??


なんか言い訳作る“打ち出の小槌状態”になってますし。。。


「子供将来のため」って言葉、その子供たちが見透かしてますよ


大人たちの逃げの言葉だって。。。



そんなこんなを考えながらの2冊一気読みでした。。。




しかしビックリマーク登場人物が皆面白いにひひ


三人組ABC、Aの孫(♂)とBの娘(♀)(同学年)の恋愛模様…


ACの奥さん、ACの息子、その嫁…


三作目は誰が主役の話が出てくるのかo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪


今から愉しみだw



それと、2作目の巻末にあったサイドストーリー、良いですグッド!


有川さん、「図書館戦争」の時もそうだったよな~


「レインツリーの国」ってまるまるサイドストーリーを別の本にしちゃてるしw



「あたしはバカだけど、あたしがバカなんじゃない。---女だからバカなんだ。」


「女は周到で賢くて、そして同時に絶望的なほど愚かだ。」

作者が男だとここまでははっきり書けないかなにひひ



有川さんのある作品にある


「正論は正しい。だが、正論を武器にするヤツは正しくない。」(うろ覚え)


有川さん、あなた素晴らしすぎるラブラブ!

三匹のおっさん/文藝春秋
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三匹のおっさん ふたたび/文藝春秋
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デビュー作(文庫も有)


塩の街/メディアワークス
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サイドストーリーが別の本に(これも文庫有)

レインツリーの国/新潮社
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