今日は26年間勤めた学校を辞めて、ちょうど10年目の日だ。
あの日は未来の世界に希望はなく、車の中で泣きながら帰った。
それから10年。
今日は小論文の指導者講習会。
3人の学校の先生が参加してくれた。
10年前に退職した後、6年間お世話になった学校で出会った先生方だ。
前の学校で戦力外だった私を、新しい学校の先生方は尊重してくれ、6年間、良い時間を過ごすことができた。
そして今日、私がこの10年間で積み上げてきたクリティカルシンキングや小論文の蓄積を、出来る限り包み隠さずお話をした。
「学校で実践してみます」
26年間勤めた学校では何一つ残すことはできなかったけど、この10年間で積み上げたことを先生方にお伝えすることができて、なおかつ、こんな素敵な言葉の贈り物をいただいた。
この10年間を振り返ると、たくさんの夢や希望が有って楽しい思い出がたくさんできた。
なかなか人生とは、うまくいかないこともたくさんあるけど、こうしてたくさんの人に助けていただき、また前に進むことができる。
退職してから10年目の今日。
10年前とは違って、未来に希望がある。