高校2年生の3月に受験に向かって考えること | これでも元私立高校教員

これでも元私立高校教員

30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

高校2年生も間もなく春休み。

すると、10月の総合型選抜、11月の学校推薦型入試まで「6か月」となる。

つまりは、総合型や学校推薦型を考えている新受験生にとっては、いまは受験「6か月」前であり、もう本格的な取り組みに挑む時期だ。

 

しかし同時にこんな疑問を誰しもが持つ。

 

「小論文とは何か?」

「小論文とはいつからはじめるべきか?」

「小論文とは何をすればいいのか?」

「思考力を伸ばすって?」

「ほかの人と同じような小論文でいいのか?」

「自分の考えってどうやって生み出すのか?」

「志望理由書ってテンプレ以外で書けるの?」

 

 

そkどえ今回は、2021年度~2023年度の国公立大学から私立大学までの、長坂塾の受験生10人の感想を取り上げます。

これらを読み、よかったらその疑問の意味を考えてみてください。

 

早稲田大学 新思考入試 早稲田大学人間科学部人間情報科 合格
私は、この入試を受けるにあたり、主に小論文指導をして頂きました。
長坂先生の指導では、「小論文の書き方」と言うよりも、対話による「物事の考え方」を学び、入試が終わったら必要で無くなるものでなく、これから生きていくにあたって必要なものを多く学べたと思います。
例えば、ニュースを見る時、今まではただその事を聞いて知るのみだったのですが、指導を受けてからは、その物事の本質を考えるようになり、その背景や関連事項を自ら考え、調べるようになりました。
さらに、僕は一般受験もしたのですが、長坂先生に指導して頂いたことは、国語や数学に応用が効いたので、その点においても指導を受けてよかったなと思いました。
楽しい指導だけではなく、自分の為になる指導。それは大学に入ってからも受けたいと思うもの。
塾に通えた時間は自分の一財産です。長い間、本当にお世話になりました。

 

日本大学芸術学部写真学科合格
私は今年の夏から半年間、小論文と面接の指導で先生にお世話になりました。帰国生だったため日本語の文章を書くのが最初はとても苦手だったがご指導をしてもらううちにますますと上達していきました。先生の授業は面白く毎回ワクワクしながら受けれました。これからも学んだことを生かして素晴らしい大学生になろうと思います。
この短くも長くもない半年間、大変お世話になりました。ありがとうございました!また遊びに来ます

 

名古屋市立大学人文社会学部心理教育学科 合格
長坂先生には約9ヶ月間個別指導と集団でお世話になりました。
散らかっている私の考えが、先生とたくさんの対話を通じて整理されていく感覚が毎回楽しかったです。
先生は小論文や対話を通じて、知らない世界がたくさんあることを教えてくださり、触れあわせてくださりました。
そのおかげで、入試では学部と関係ない話題であったにも関わらず対話の中で出てきた世界に似ていたため、焦らず落ち着いて小論文を書き上げることができました。
また、面接では"聞いてくれてありがとう"の質問しかされず私の世界に興味を持ってくれていると感じることができました。それは、先生が志望理由書や活動報告書、面接練習で私の個性を上手く引き出してくださったからです。
大学合格を目標に始めた小論文でしたが、長坂塾で学ぶ事の楽しさを初めて知ることができました。

 

立命館大学 国際関係学部国際関係学科合格(オンライン指導)
長坂先生が教えて下さった小論文の書き方やそこに至るまでの思考過程は私に相手の立場を想像する意味、資料の数字から深く推測する大切さを教えて下さりました。
実際に大学入試を受けた際も二項対立を避け、どちらのメリットもある事を掲げた上で、「見たまま」ではない考察、そこに自分の意見を交えながら核心をついた発言をすることができました。
他の塾や参考書ではこのような考え方はできなかったと思います。
長坂先生に教えて頂かなければ私は皆と相違ない当たり障りのない意見に留まっていたかと思います。先生のお陰です。ありがとうございました。

 

南山大学 総合政策学部 総合政策学科合格
小論文講座を受講していく上で当たり前にあるものを常に疑い、本質的な部分を見つけていく力が徐々に身に付いていきました。正直、1年前は問題の表面的な部分にしか焦点を当てることが出来ず、根本的な解決には繋がらない小論文の回答ばかりでした。しかし、1つの事象を歴史や教育、環境など様々な観点から見つめていく時間を1年間先生と積み重ねたことにより本質的な小論文へと変わっていったと実感しています。さらに、AIやデジタル、男女格差問題にあたっての国外の政策など、総合政策にこそ適合する事例を毎授業、教えていただき本番ではその知識を活かすことが出来ました。先生のおかげで自分の小論文に自信がつき、合格へと繋がりました。ありがとうございました!

 

島根大学医学部医学科合格(オンライン指導)
 高2の春から先生の小論文の授業を受けさせて頂きました。元々小論文を使う予定はありませんでしたが、ブログで長坂先生のことを知り受講させて頂きました。授業はとても楽しみながら社会の色々な事が知れて、考えれて、受験期にはこの授業が1番の楽しみでした!!
 結果的に出願した大学では小論文を使うことはありませんでした。しかし、先生の授業では教科書では学べない本当に生きる上で必要なことを教えて頂けました。
2年間ありがとうございました。

 

第一工科大学 航空工学部 航空工学科 航空操縦学専攻
志望理由書と小論文、面接の指導をして頂きました。テンプレートに沿って書くのではなく、どうして大学に入りたいのか、なぜそう思うのかを自分の言葉で表現する大切さを教えて頂きました。教えて頂いたことを活かしたことで、中身がしっかりとあるものが書けるようになったと自分でも成長を実感できました。
また面接ではビデオを用いて、客観的に自分の様子を見ながら、改善していくべき点を教えて頂きました。本番を想定した面接対策を行って頂いたことで、試験当日は落ち着いて話すことができました。
授業時間があっという間に終わってしまう程、充実した時間を過ごしました。ここまで親身に寄り添って頂けた先生は初めてでした!!
パイロットという夢に向かってこれからも頑張っていきます!ご指導頂きありがとうございました。

 

南山大学 外国語学部 フランス学科合格
6月くらいから小論文を教えていただきました。
最初は小論文の書き方もよくわからず、とりあえずはやく受験を終わらせたいという気持ちしかありませんでした。
しかし授業を受けていくうちにだんだんフランスについての知識を増え、志望校に絶対行きたい!と思うようになりました。
また小論文の書き方にも慣れてきて、今まで何も考えてなかった社会問題についても自分なりに考えるようになりました。
先生の授業はとても面白く、いつも褒めてるのか悪口なのかよく分からないことを言われますがとっても楽しかったです!!笑
ありがとうございました!!

 

日本大学歯学部歯学科合格
関西学院大学文学部文化歴史学科哲学倫理学専修合格


現役時代と浪人時代を含め、1年半ほどお世話になりました。
現役時に文系だったこともあり、浪人した当初は医療系の小論文に戸惑いましたが、常に当たり前を疑い、二項対立を避けるという先生の教えのおかげで、どんな課題にも怖気付くこと無く取り組めるようになりました。
面接に関しても、臨機応変に対応する、という先生の教えのおかげで関西学院大学では「ぜひ本学でも引き続き学び続けてほしい」と前向きな言葉を頂けました。
この塾で学んだ考え方は、今後の人生にも活かしていけるような宝物だと思います。
長い間本当にお世話になりました。

 

名古屋大学医学部保健学科看護学専攻合格
長坂先生には小論文や志望理由書、面接の指導でお世話になりました。ただ書き方ややり方を教えて頂くのではなく、物事への考え方や自分の視野の狭さを教えて頂いたと思います。
先生と会う度に新しい見方が広がっていくのを自分でも感じました。
長坂先生がいなければ、学校推薦型の入試での合格はかなり厳しかったと思います。本当に感謝してもし切れません。
先生に教えて頂いたことを、これからの人生にも活かしていきたいです。本当にお世話になりました!先生と出会えて良かったです!!

 

 

どうでしたか?

「書き方」を知ることが小論文対策ではないことがお判りいただけましたか。

小論文とは、大学入試だけではなく「未来に役立つ学び」であるとお判りいただけました。

小論文とは思っている以上に「楽しい学び」であるとお判りいただけましたか。

 

こうした感想を読んでいただき、もっと小論文、志望理由書、面接について深く知りたいと思ってくれたなら、3月9日(土)、3月23日(土)19時、長坂塾(名古屋市千種区本山)での「小論文対策講座」に来て下さい。

日程が合わなければ個別でご説明することも可能です。

 

また、名古屋から遠方の方の指導も毎年オンラインで行っており、いままで愛知県以外では26都道府県の生徒を指導してきました。

オンラインでの説明でもまったく問題はありません。

 

総合型選抜、学校推薦型まであと「6か月後」。

いまは、一般入試で大学に入学する人は50%以下ですし、国公立大学の2次試験でも小論文を課すところが増えていて、後期日程はほとんど小論文入試です。

つまり受験生の2人に1人以上が、小論文や面接、志望理由書に挑む時代です。

 

この時期に動き始めるか、それとも時間が過ぎていくの一般入試(11か月後)の友人と一緒に過ごすのか?

志望大学や志望学科、将来の仕事などはまったく決めていなくても大丈夫です。

小論文指導とは、「対話」の指導の過程を通じてそうしたものを見つけていくという意味でもあります。

 

テンプレートの小論文や志望理由書に向かうのか? 

それとも自分だけの思考の世界に向かうのか?

 

高校2年生の3月とは、そんなことを真面目に考える時期です。