共通テストの日本史 | これでも元私立高校教員

これでも元私立高校教員

30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

難化、、、

共通テストの日本史について、「難化」の評価が多い。

しかし、日本史専門塾の評価は明らかに「易化」。

つまり易しくなった。


少なくとも、過去の共通テストの中では一番易しかった。



まずは順番並び変え。

設問1を含め、出題方法、出題箇所がすべて「想定通り」「予想通り」の出題であり、むろん年代暗記などは一切不要だった。



史料問題。

設問3と28の難易度は高く、あとは知識不要、もしくは知識の難易度は平均的だった。

しっかり読む➕知識があれば特に問題はない。


近現代は知識的出題が多くかつてのセンター試験のようであり、こちらも難易度は平均的だ。


このように評価すればやはり「易化」ということになる。


今回は歴史学的に予測しやすい問題も多く、長坂塾の勉強法には適した出題だった。

合計で60回の日本史講座をこなしてくれば十分に対応できる。


明日からは前期日程、さらに私立大学への準備が始まる。

「テーマ別日本史解説集」を最大限利用して、良い対策をして欲しい。


同時に高校2年生の日本史講座が始まる。

2月には60回の日本史講座の第1回である。