教員になるためには誰しも通る道がある。それが教育実習だ。
無論私も大昔に通ったし、今年も多くの大学生がこの道を通っている。
別の見方をすればすべての教員がこの道を道で、今日教壇に立っている。
そう考えれば教育生の指導と言うのは、全教員の使命であり、そこには実習生への心からの丁寧さ、親切心、優しさや思いやりが必要である。
もし万が一、その絶対的な使命感をめんどくさがったり、時に意地悪をしたり嫌みを言ったりいうようなことがあったら、その教員は人間として最低である。
学生は教員を夢見て志す。
その夢を応援するのは現役教員の当たり前の務めであり、その当たり前に一瞬たりとも疑を挟んではならない。
教育実習生は間違いを犯すし、失敗をする。
だからこそ実習をするのである。
それをより良い方向に導きサポートして応援するのが現役教員であろう。
それでこそ尊敬すべき教員と言えるのではないだろうか。