受験は部活を引退してからでいい | これでも元私立高校教員

これでも元私立高校教員

30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

いよいよGWに突入した。

ニュースでは各地で渋滞が発生し、快晴の下、観光地はにぎわっているであろう。

 

その一方で、朝から塾や学校で受験勉強に頑張る生徒も多数いる。

ある意味で試練の時ではあるが、こうした学校が休みの時こそ、各自の課題をしっかりとこなす期間と考えるべきであろう。

 

さらにその一方、この時期は各部活で、試合や発表会などが行われる時期である。

運動部であろと、文化部であろうと、受験生にとっては部活も大事だし、受験も大事だ。

 

よく、どちらを優先すべきかと聞かれ、両立しろなんて答える人もいるが、私なら迷うことなく部活を優先しろと思う。

 

部活動の在り方に賛否両論あるが、そこで情熱を燃やす部員にとって、最上級生のこの時期は、高校生活での部活動の最後となる。

3年間の想い、仲間との思い出も、間もなく終了だ。

 

そんな、大切な時間を、どうして受験勉強に割く必要がある?

 

迷うことはない。

いまは部活動にすべての力を注ぎ、しっかりと完全燃焼してほしい。

人生における大切な時間だ。

後悔がないようにしてほしい。

 

受験勉強は、それからでいい。

間に合わなかったらどうする、なんて思う人いるかもしれないが、それを間に合うような指導、アイテム、トレーニング法を提供するのが指導者の責任であり、受験生はやる気や意欲があればよい。

 

先日、勤務校で授業後に、1回限りの日本史の講習をおこなった。

何人もの3年生が、

 

「部活があるんですが、どうしたらいいですか?」

 

と、聞きに来てくれた。

返事は決まっている。

 

「部活をしっかりやってきてください」