よくあるチェーン店(コメダさん)にコーヒーを飲みに入った。店内は比較的すいていたが、隣に4歳くらいの子供を連れた母親2人組がいた。
子供達はやりたい放題であった。床におもちゃを広げ、カーテンは引っ張り、おおきな声で騒ぎ立て続けていた。
しかし、そんな状況でも、2人の母親はまったく意に介さず、楽しげにファッションの話に夢中だった。
やがて限界を感じたのか、店員さん(いつも笑顔の素敵な男性)が
『お客さま、少しお静かにお願いできますか』
と注意した。
すると、片方の母親が、子どもに言った。
、
『あんたがうるさいから、叱られたじゃない。いい加減にしてよ』
そして、子供の頭をパン!
この母親の言動は、この日がたまたまではない。間違いなく、このようなケースがきっと日常である。
残念だが、この子供は将来、マナーやモラルのない大人に育つ。
これは、確実だ。
そして、何年後かに、自分の子供を連れて、どこかの店で同じように話に夢中になり、やがて店員から注意をされ、そして自分の子供の頭をたたく。
ついでに言えば、このタイプの母親は、自分の価値間に合わない相手に
『常識がないんだから』
などという。
世も末である、、、、
客であれば何をしてもいいわけではなく、ましてや子供の躾は親の絶対的な責務である。
ようはそれを放棄しているのであろう。
もっともこの保護者は、自分が非常識であるとか、躾ができないとは思っていない。
こんな保護者には出会いたくないのが教員の本音である。
そんなことを思っていると、子どもは再び騒ぎ出した。
むろん母親は注意をしない・・・・・・