【file 13】 人間の本質 | 軍師たるもの物申す (世界で唯一の正しい少子化対策指南)

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未婚問題は恋愛慎重派(日本人の2/3)の問題です。
その特性に合った婚活環境がなければ、効果は上がりません。
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 とあるブロガーさんの記事へのコメントで触れた件だが、舌足らずな部分が多かった・・と言うか、書いていて消化不良に感じたため、改めて記事にしてみる事にした。

 

『人間には2つのタイプがある』

 

A:誰かの役に立っていないと自分の存在価値を見いだせないタイプ。
B:他人の資産を奪ってでも自分が得したいタイプ。

 

 

 苦境に陥ると、Aタイプの人間は誰にも迷惑をかけずに自殺してしまうが、Bタイプの人間は周囲の人間を犠牲にしてまで生き残ろうとする。生物としてはどちらが正しいとは言えないが、倫理的にはAタイプの方が正しく、Aタイプの多い社会の方がトラブルは少ない。

 

 純粋にBの人間がいるとすれば、それは悪党以外の何者でもないが、現実にはAとBの両方の要素が適当な比率で混じり合って、一人の人格を形成している事になる。また、対象によってAとなるかBとなるか、二重人格的な特性を持つ人間も少なくない。例えば、社会的にはAでも家族に対してはBとか、その逆もあり得る。
 AとBの要素が半々の人間(半Bタイプ)は、かなり身勝手なタイプと見られるだろう。自分にとって利益のある人間には良くするが、そうでない人間は冷遇する。罰金を取られない路上では平気でタバコやごみの投げ棄てをする。日本人で言うなら、Bに近い方から1/4くらいが該当する。落とした財布の7割が金を抜き取られずに帰って来る国なのだ。自分が拾って得する事よりも、落として困っている人の事を考える。世界平均では1/2くらいだろう。政治家の場合は、半分以上が該当する。今話題の稲田氏を筆頭に、籠池氏(彼も該当)をトカゲの尻尾切りのように扱う政治家がいかに多いかを見れば判る。


 もっと純粋にBに近いと、相手に係らず隙有れば悪事を働く。既に素養がバレていても、バレない可能性がある事を期待して、何度でも悪事を働く。損得勘定が正常ではなく、当る可能性がほぼ無い宝くじを延々と買い続ける心理状態に近い。流石にこのレベルとなると、1%前後まで数は減るだろう。
 取引先の関係でリアルで会った中に、純粋なBに近い人間が一人だけいた。実の所、しばらくはその事に気付けなかった。1000円貸したのを催促すると「返す」と返事しておきながらいつまでも返さなかったり、まだ終っていない仕事を終ったと言い張った事から、虚言癖がある事が分かった。結局、彼は会社から2千万円相当の金品を横領したのが発覚してクビになった。正確には、過去に一度発覚していたものの、反省する事もなく犯行を続けていたらしい。横領換金した金は、女ではなく、全てパチンコに使ったそうだ。

 

 上の例でも書いたように、Bタイプの人間は、それと判るまでは、相手に好印象を持たせる事が出来る。あること無い事、適当な事を言って騙すのだから、印象が良くない訳がない。
 企業経営者は半Bタイプが多い(7~8割)。従業員を違法スレスレのラインでこき使って利益を上げ、脱税までして自分の贅沢に費やす。上の会社の社長もそうだ。社会の豊かさを演出しているのが半Bタイプという事も出来る。

 

 このA/B論を婚活に絡めて考えてみるとどうだろうか。


 Bタイプの人間は、自分を盛って良く見せるので、条件の良い相手をゲットし易いが、信用が無いので、離婚率が高い。Aタイプはそれが出来ないから、婚活では不利になるが、離婚率は低い。「盛る」という意味では、女性の化粧というのは騙すうちには入らないが、すっぴんを相手に見せられるかどうかは相手次第という事だろう。
 もしBタイプが婚活の場にいたら、疑ってしかるべきなのだが、それと見抜くまでは、かなりの時間を要するはずだ。とにかく気を付けるしかない。
 未婚問題がネタに上がると、決まって結婚にはメリットが無い事を唱える人間がいるが、そのような議論をしている時点で彼らは間違いなくBタイプだ。一生結婚しない方がいい。