夫の介護認定がおりました。
要介護1でした。
それを受けて、早速住宅改修の手続きを。
すでに階段上とリビング吐き出し窓の外に置き型の手すりをレンタルしていますが、住宅改修すれば不要になるので、それは引き払ってもらう予定。
住宅改修をしても、この先、危ない箇所がまた出てくるかもしれない。その都度、レンタル品なり改修なり検討したいと思います。
ところで、夫は仕事柄、デザイン面をすごく気にするタイプ。私は仕事とは関係ないけど、やはりデザインってすごく気になります。
夫はそれを仕事にしたくらいだから、私とは比べ物にならないくらい、デザインに関して熱意があるはず。
でもね、介護保険を使って住宅改修をさせてもらう場合、デザインうんぬんをなかなか言えない雰囲気なんだよね💦
もちろん、高額な部品ならアウトだっていうのは分かる。だって税金が使われるわけだから、高額な部品をわざわざ使うのはよろしくない。
だけど、通常使われている部品と金額が変わらなければ、もっとデザインを選ばせてくれてもいんじゃないかなぁ?
やっつけ仕事みたいに、「じゃあこの部品でこことここに手すり付けますね!では!」って感じで、部品も選べず、夫にとって本当に使いやすい場所なのかとか、長さとかのバリエーションも示されずに見積もりを取ってくれても、なんか納得できなくて💦
デザイン的にも、白い木手すりと、シルバーに近い留め具というだけではなんとも不安で💦
本当は夫の方が不安だと思う。でもあまり言わない。私にやってもらってるっていう感覚から、口を出しづらいんだと思います。
介護を「してもらう」って、すごく受け身になってしまうんだなぁと実感しています。受け身というか、遠慮しちゃうというか、少し卑屈になるというか…。
介護をされる状況になったのは、別に本人が悪いわけではないのにね…。
夫だけでなく、私も、夫の介護を「してもらう」側でもあります。ケアマネージャーや介護士、福祉用具業者などが「してくれる」側。やっぱり遠慮する気持ちが出てきてしまう。
でも、本当はそうではいけないと思う。
介護をする側とされる側は、「やってあげている」と「やってもらっている」という力関係ではなく、対等な関係が望ましいと思います。だって体が動かなくても認知症だとしても人間同士だもの。
(家族間での介護の関係性はもっと複雑で難しいのかもしれません。家族だからこそ、みたいなのあると思う…)
もちろんわがままを言っていいと言っているのではなくて、自分の大切にしていることを伝えずに我慢をして、そのせいでモヤっとした余生を過ごすことになるのはよくないと思うんです。
だから言っちゃいました😛
夫のためでもあり、私のためでもあるので。
「夫は仕事柄、デザインにはこだわりがあるんです。それに人生を捧げてきたというくらいに夫にとっては大切なものなんです。だから、できればある程度部品を選ばせてもらえませんか?もちろん値段は今提示されているものと同程度のもので探します。」
住宅改修の業者はそれでいいと言ってくれました。
多分、業者によると思います。
仕入れの関係もあるかもしれません。
実際、私が探した部品を提示すると、取り扱いがあるか確認しますとのことだったので。
他にも、ここに付けますと言われた場所がどうも使いにくそうで(出っ張りにいちいち手が当たりそうな場所)💦
住みやすいように、危なくないように住宅改修をするのに、使い勝手が悪くては意味がないですよね
めんどくさい客だなぁと思われているかもしれませんが、ここは譲れない!! いつも譲ってばかりの私もたまには譲らないよ笑
てなわけで、また住宅改修については後日談を書きたいと思います