いろいろ頭が働かず、失敗して落ち込む。 | 光の方へ〜凸凹家族の記録〜

光の方へ〜凸凹家族の記録〜

息子が小学校低学年で不安障害を発症。不登校になり、自閉症スペクトラムと診断される。その後、娘も成人してから発達障害と診断される。夫はアスペルガー。私は不安が強い繊細タイプ。その上、夫が脳腫瘍に。私、どうする? どうなる?!

昨日の面会のこと。



術後3日め? かな?

めっちゃ回復してた!



言葉がだいぶ出るようになってるし、ゆっくり歩けるし、手もグーパーできる。



嬉しくて泣いてしまった。

その私の顔を見て、夫も涙ぐんでた。



脅威の回復力に驚き、喜び、

学校に行っててなかなかお父さんに会えない息子のために夫の様子の動画を撮って送ることにした。



息子も喜ぶやろなぁと思って、そのあと、夫の姉妹や両親にも元気な姿を見せてあげたら安心してくれるやろと思い、夫に提案したら、夫も「はい」と頷いていた。



そして、今日、動画のことはすっかり忘れてて、やらなきゃいけないことに追われているところに、夫から電話があり、娘が対応した。



私は別の電話に対応中だったため、話の内容は聞いてなかったのだけど、娘曰く、お父さんがじいじばあばに動画を送ってくれと言ってると。




早速、娘が、夫の両親、姉妹、そして私たち家族のグループLINEを作り、動画を送ってくれた。



のだが…。



ひと息ついた時に、あの動画は両親が見ても大丈夫なものだっただろうかと急に気になって。



すぐさま、義姉に連絡をとったところ、「正直、驚いた」と。義姉からは、じいじばあばに見せていいものとは思えなかったみたい。



生々しい傷もあるし、じいじばあばはショックを受けるだろうと。



義姉は義両親に、悪性の癌であることや余命の話もしていないし、悪いものを取って、リハビリで良くなっていくといいねという話に留めているから、確かにあの映像は両親にとってショッキングだったかもしれない。



こういう時、私は自分をなかなか許せない。

配慮が足りなかったこと。私も娘も夫も、よかれと思ってしたことだったけれど、失敗したことにザワザワが止まらない。義姉にはよく謝った。



人を悲しませる私、人を怒らせる私、完璧でない私、失敗する私。



そんな私にいつもショックを受ける。



そんな私を、「人ってそういうもんや。完璧ではなく、失敗もするのが人や」って正論でなだめてもなかなかザワザワが止まらない。



こんなことで落ち込んでる暇なんてないのに。



自分の不完全さ、失敗もする私を、そんなもんだと許せるようになれば、もっと人のことも許せるようになるのだと思う。