救われた自転車少女 | 夢の扉をひらく鍵

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小説家志望者(私)のなんてことない日々を心のままに綴った日記です。


私は小学生の頃、車に轢かれそうになったことがあります。

習っていたピアノのレッスンからの帰り道、
人通りも車通りもあまりない住宅街を
私は調子に乗って自転車をスイスイこいで
通っていた小学校の目の前のT字路まであとちょっとというところまで来ました。
すると、車の音と気配を感じてパッと左を見ると
坂を下ってくる車の中で運転手の男性が
『ああぁぁぁ〜!』
と叫んでいそうな顔で(実際には聞こえなかったけどハッキリ顔が見えたのを覚えています)
こちらに向かっていました。

私は、一瞬驚いてすぐに頭の中がすーっと冷静に引いていくのを感じ、あ、轢かれちゃうんだ。と思って動けずそのまま停まってしまいました。

けれどその瞬間から車の動きがスローモーションに見えて、後ろに乗っている家族の顔も見えたし、凄く不思議な感覚でした。
そして、私に触れることなくピッと停りました。
運転手さんも家族の方も怒るより、事故を起こさなかったことに胸を撫で下ろしているようでした。

よく左右を確認せず道路に飛び出した私が完全に悪いのですが、この時の不思議な感覚を忘れられません。

きっとご先祖さまや空の援軍たち(加茂谷真紀さんのお言葉をお借りしました!)が守ってくれたのだと思います。

こんな風に、守られているなと感じることが大きいことから小さいことまで沢山あります。

小さなことだと、駅までの信号が全部青で、タイミング良くスムーズだった、とか。電車が遅延しているのに、時間通りに目的地に着いた、とか。

他にも、まだ幼児だった頃に住んでいたアパートの階段から、自分が持っていたボールが転がり落ちたのを追いかけて階段をぐるぐる転がり落ちたのに、一切怪我をしなかった、とか。
これは母から聞いたのですが、母はびっくりして生きた心地がしなかったみたいです。なんともなかったのは、やっぱり空の方々が守ってくださったからなんだなぁと思っています。


目に見えない、神様やご先祖様、空の援軍たちを意識するようになったのは、大学に入ってできた友人の影響でした。
そのことはまた今度書きたいと思います。


日々さまざまなことがある中で、
一日を平穏無事に過ごすことができるありがたさをあらためて感じています花