言葉の力を感じた朗読劇② | 夢の扉をひらく鍵

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小説家志望者(私)のなんてことない日々を心のままに綴った日記です。


タイトルの通り、この朗読劇で改めて言葉の力を感じました。
役者さん達がひと言ひと言発するたびに魔法を掛けられているのではないかと思うくらい、『ROAD to AVALON』の世界に誘われるのです。


中村悠一さん演じるランスロットは、強くて真っ直ぐでとても仲間思い。中村さんはアニメでも最強キャラを演じられることが多いように、声を聞いてすぐに、この人がリーダーで強いんだ!って思う様なお声だと感じました。


杉田智和さんが演じるモードレットは、誠実でひたむきな努力家で。杉田さんの奥行きと深みのあるお声でそれがとても伝わりました。闇堕ちした時のモードレットの恐ろしさは身の毛のよだつほど。あれは杉田さんだからこそ、杉田さんにしか演じられないんだろうなと感じます。


安元洋貴さんが演じるガウェインは、強くてちょっと気性の荒いところもあるけど頼れるお兄さんだと感じました。どっしりとした安心感のある安元さんのお声がとても心地良かったです。


沢城みゆきさんが演じる湖の乙女は、とってもチャーミングで可愛らしく、物語を明るく照らしてくれる存在だなと感じました。あの独特の喋り方、声はこの世のものではない(目に見えない存在)感じを表しているのかな…とても素敵でした!幼少期のアーサー王では全く違う声で(当たり前だけど)ビックリするほど本当に少年で!沢城さん凄すぎる…と震えました!


梅原裕一郎さんが演じるガレスは、頭脳明晰でスマートで、空気読めないところが愛おしくなるキャラでした。真っ直ぐに通る梅原さんのお声を聴いていると晴れ晴れした気持ちになりました。


諏訪部順一さんが演じるアーサー王は、まさに王だ!とこうべを垂れたくなるお人だと思いました。エクスカリバーに拒否され苦悩しながらも、仲間を誰よりも信じ大切にしている。愛情深いお人柄が、声や演じられた御姿から感じられました。
ヒロアカが好きなので、勝手に相澤先生!と思い、全然違うのに(違う役なのだから当たり前ですよね)驚きながら感動していました。


大塚明夫さんが演じるマーリンは、強い魔法使いだけど年老いてしまったせいで魔法を使えなくなるという弱さも見せます。でもやっぱり大塚さんのお声は最強で、どんなシーンも心に響きました!特に、みんなでお酒を飲み昔話を披露している時の楽しそうな姿がとても素敵で、いつまでも見ていたくなるほどでした。


皆様の演技や声の素晴らしさに心が震え、言葉と声は魔法なんだと確信しました。


遠くからでも美しく煌びやかに輝く衣装が素晴らしく、双眼鏡でめっちゃ観察しちゃいました!本当に美しかったなぁスター


笑あり涙ありの温かい物語にとても感動しました泣くうさぎ
全てに拍手を送りたくなる、余韻にずっと浸っていたくなる夢みたいな舞台でした。


また機会があれば藤沢文翁さんの舞台を観劇したいです!