初めてのオーディブル | 夢の扉をひらく鍵

夢の扉をひらく鍵

小説家志望者(私)のなんてことない日々を心のままに綴った日記です。


今日、初めてオーディブルで小説を聴いてみました!


今までは、自分で書籍を手に取り読みたい気持ちが勝っていたので特に興味もなくスルーしていたのですが、
日曜日に行われる青山美智子さんと大原さやかさんの『リカバリー・カバヒコ』オーディブル発売記念イベントに参加できることになったので聴いてみることに!


『リカバリー・カバヒコ』は、小説宝石で連載されていた時から大好きで毎回楽しみにしていました。
書籍化された時も飛び上がるほど嬉しくて大切に読みましたし、青山先生のサイン会にも参加しましたラブ

大好きな言葉が沢山ある作品を、声優さんが朗読されるとどんな風に聞こえてくるのだろう…とても楽しみに聴き始めると、まるで魔法にかけられたようにカバヒコの世界に誘われました。


この作品は連作短編で、一話ずつ主人公が変わります。主人公ごとに声色が全く違っていたり、登場人物を大原さんが演じ分けていらっしゃるので、私の頭の中には自分で読んだ時よりも鮮やかで立体的なカバヒコの世界が展開されていましたスター


あえて本を持って見ながら聴いたりはせず、目を閉じながら声に集中すると、耳から鮮明に映像が浮かび上がります。


子供の頃はよく母に本を読んでもらったけれど、大人になってから誰かに読んでもらうなどないのでとても新鮮な感覚でした。(勿論、朗読劇と同じでこちらはプロが読んでくれるので素人の読み聞かせとは別物なのですが!赤ちゃんぴえん)


大原さやかさんの声の心地よさ。
そして、別人をすぐに何人も演じられる凄さ。
圧倒されました。
私は第4話勇哉の足に出てくるスグル君という男の子が大好きなのですが、スグル君の声がまたもぅ…良すぎて泣くうさぎ泣きました。
小説を読んだ時も、スグル君の物事をどんな時も前向き取り組み楽しむ姿に勇気をもらい、泣かされて来ましたが、声を聞いたらすぐそこにすぐる君がいるみたいでした!
ちょっぴりやんちゃで、明るくてがんばり屋さんのスグル君が。
どんな風に演じ分けられたのだろう。そして、一話一時間以上ある物語を、どんな風に収録されたのだろう。イベントでそういったお話も聞けたら嬉しいですニコニコ


オーディブルの魅力に気づけたので、聴いてみて本当に良かったです!好きな作品や声優さんで選んでみたり、これからも楽しみたいですおねがい