ハローワークに、
介護・福祉関係や農業・漁業への就業を斡旋する冊子がある。
不況の中の高齢化社会、農業・漁業の後継者問題、
いずれにせよそういった仕事も考えてね、ということだろう。
(ネットカフェ難民が農業にほとんど興味を示さなかったにせよ)
分からなくもないのである。
そんな中で
福祉関係の冊子に、こんな記載が。
(クリックして拡大してくだされ)
介護・ヘルパー関連の仕事は給料が安くて見合わない、
という話をよく聞くが、それが明らかである。
日本有数の最低賃金を誇る某県のデータであるが、
最も低賃金な事務職で13万円半ば、
管理者を除く看護職でも19万に満たない。
ほとんどが資格を必要とするし、
メンタル的にも過酷なものを含んでいる。
というか、人を扱う仕事というものを
もっと重要視すべきなのでは?と思うのだが。
福祉の仕事へのアピール冊子のはずだが
コレを見て う~ん と唸る人も少なくは無いはずだ。
ヘルパーの資格制度もこれからまだまだ動きそうですしね。
受容と供給のバランスが取れるまでは
相当時間がかかりそうだなぁ。
厚生労働省と文部省の現在の線引きにも疑問。