うつ病の支援制度 | Indigo Walts

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カウンセラーNorikoのアレコレ。

「うつ病」と診断されると


とりあえず休まなきゃいけないし

眠らなきゃいけないし

面倒くさいことは考えられないし。


極めて当然のごとく

収入が途絶えるので

現状より問題を増やさないためにも(笑)

正しく支援制度を使いましょう。


(その割に記載がいい加減なのは・・・ごめんなさい)



■傷病手当金


いきなり余談ですが

一昔前、初めて「うつ病」と診断されたとき

勤めていた派遣会社を休職することになり

傷病手当金の申請をしたいと申し出たのですが

あっさり拒否られました。


「見栄えが悪いから」

「派遣先を紹介できなくなるから」


関係ないんですけどね。保険組合がやることだし。

ただ、人生初めての「うつ」で

休職しなきゃいけないほどの精神状態において

何が正しいのか判断できなかったので

「駄目なのか、そうか」としか

思えなかった当時。


おかげで2ヶ月、無給のまま

病気や休職を親にも言えず

家賃滞納するという悲しい時代(爆)


ハローワークなり労働局なりに

文句を言えると気が付いたときには

すでに数年経過、時効扱い。


しかし、最近は会社のほうから

こういう制度ありますよ、と

教えてくれるケースも多いようです。


時代は変わったのですね。


5年以上、社保加入で

最長1.5年まで

給与の6割ぐらいの支給(たぶん)。

(基礎給与=社保の金額 で支給額決定するはず)


社保の方は 人事担当者や社会保険組合、

国保の方は 社会保険事務所に

聞いてみましょう。



■自立支援制度


医療費の自己負担を抑えてくれる制度。

自己負担1割とか、月額幾らまで、とか。


納税証明書を転居元から書留で取り寄せたり

診断書(3,000円ぐらい)を作ってもらったり

イニシャルが結構かかる。時間と労力もかかる。


その挙句、

適用される病院や薬局が限られてる

(申告する際に病院名や薬局名を記載し、

その病院・薬局でしか適用にならない)ので

うつ社長の場合、

費用対効果はほとんど得られなかった。


たぶん薬局とか病院も面倒くさいんだろうけど

会計額が、そのときによって違ったりする(爆)

あと、薬局の支店が違うと適用外になる。

申告のとき、支店名なんて書いてないのにな~。

混んでいるから近所の薬局(支店)にFAXすると

適用外になった。


申告のときに、そんな説明無かったし

あっても覚えてないって。

だから自立支援してもらうんじゃん!とかいらっとしたり

精神衛生上、よろしくない。

もちろん、名前もよろしくない。

カバンから 「自立支援手帳」が

チラっと見えてたら、ぎょっとするだろうし。


ネーミングを考えて欲しいなあ。


なんだかんだ言っても

医療費1割は、

患者の負担を軽減してくれる場合が多いと思うので

詳しくは、市区町村の窓口へ。



■社会復帰へ


失業給付が出る場合(退職して1年以内の場合)

ハローワークへ求職活動に行き、

求職支援として失業給付の認定を受けることができますが

うつ病で退職した場合、まず求職させてもらえません。

当然、失業給付の認定も受けられません。


ハローワークで「働けるよ」という証明書の原本をもらい

医師に「条件付で働けるのか」「フルタイムで働けるのか」などを

記載してもらい、ハローワークに提出して

ようやく求職活動(待機期間開始)となります。


また、求職活動において「障害者」なのか「健常者」なのかの

分類を選択させられます。

給付担当者から「どっちですか」と聞かれますが

正直に答えていいと思います。

これも「ネーミングどうよ」って思いますけどね。


「障害者ですか」「はい」


うつ病の病み上がりの人に

この受け答えを要求させるのは

ひどいよね。


まあ、「障害者」でも「フルタイム求職」はありですし、

求職において不利な要因にはなりません。

確か、

給付においては「もらえる権利のある期間」が伸びるんじゃなかったかな?

実際給付日数は変わらないのですが、

求職して1年経って失業給付受けられなくなっちゃった

ということが減るような気がしました(うろ覚え)。


↑これが一番理解できてない。何回聞いてもよく判らない。

 でも混んでいるから何回も聞くのも憚られる。


詳しくはハローワークへ。



難しいこと考えたくないうつ病なのに

制度や手続きは面倒で辟易しますね。


市区町村で変わってくるものも多いと思いますが

保険組合・市区町村の役所・ハローワーク等々で

スムーズに手続きが進められるように祈るばかりです。