せなかのおはなし | An Healing Handsのたゆたうタイム

An Healing Handsのたゆたうタイム

岡山市中心部の城下町、出石町。後楽園のすぐ側にある古民家の地下室で、ヒーリングサロンをしているあやのです。

のんびりと漂うように生きて行く日々の出来事を紹介していきます。

背中は語ります

特に女性は、自律神経の乱れで背中が全体的に凝り固まっている方が多いです
肩こりがひどくて・・という方で、背中が硬くない方はまずいません

私もその一人で、今ではそうでもないのですが、3年前がピークでした

背骨には、交感神経が多く、頭と腰には副交感神経が多くあります

交感神経と副交感神経のバランスが乱れると自律神経を失調し、ひどくなるとうつや心身症に至ります

当時、ものすごくハードな生活をしていて自分を省みることができなかった私は、いつも背中が張った状態でした
揉んでもらっても、寝ても、お風呂に長く使ってもなかなか良くならず、まっすぐ背筋を伸ばすことが出来ず、気持ちもうつむき加減でした

肩も背中も、首もガチガチで、首なんかは、循環機能障害と診断され、体液が滞り、実は、片耳の低音が聞こえていなかったのです

でも、生活を見直し、ライフサークルの変動によって徐々に改善していきました

タイマッサージのワークショップで、セン(全身を走るエネルギーライン)のお話を聞いた時に、

調子が悪かったり、心が不安定な時に胸を張っている人はいないでしょう?
それは、自己防衛本能なのです
体の前面中央にあるセン(スマナ)を守るために前かがみになって、後面のセンが頑張るから、猫背になるのです
そのため、背中が張るのです
胸を張って歩いているうつ病の方はいないでしょう?
また、変に胸を張りすぎている人は、自分を大きく見せたかったり、虚勢を張っているのです


お話して頂いたことを覚えています

なるほどな


タイマッサージは、私にシンプルな考えて人のココロとカラダの関係を教えてくれます

背中を触られて、安心したり、呼吸が整ったり、優しい気持ちになったり、カラダが緩んだり・・というのも納得がいきますよね

あと、興味深いのが、褐色脂肪細胞です

背中に多くあるといわれる褐色脂肪細胞は、脂肪を燃やしてエネルギーに変える働きがあるというのです!
褐色細胞の量や働きの違いによって太りやすさが変わってくるみたいです
と、いうことは、褐色脂肪細胞が多い背中へのアプローチは、代謝がアップしたり、脂肪を燃焼しやすくしたりするということです

背中をほぐすのは、もちろん大切なことです
庵でも、タイマッサージやボディケアなどを組み合わせることによって、背中を緩ませることは出来ます

でも、もっと大切なのは、毎日の生活の中で簡単にできる解決法を探すことだと思います
ヨガやストレッチ、お風呂の中でできるエクササイズなどを提案できればと思っています

気持ちのいい毎日のためにできること

その為の情報や手段を、お客様から得ることも多く

それを私なりのやり方で、幅広くシェアできれはと思います

今日は、背中の後ろで合掌をして、カラダの硬さを実感して、認めて、胸を広げるここちよさを体感してみてくださいね

背中や肩甲骨が気持ちがいいのです


@non