仕事の関係で父と帰京している。車で十一時半に秋田を出て、新宿の家に着いたのは六時半。月末の金曜日の都内は混んでいた。途中、福島の二本松の岳温泉で立ち寄り湯。白くにごったお湯で、いいお湯。昼食は前沢牛の牛丼。なかなか楽しい移動の旅だった。
新宿の家に着き、ブログに使えそうな写真を探したくて、古いアルバムをめくった。まずは国内の旅、登山、お寺。
いろんな写真がでてきた。私は大きいのではなく、カットが欲しかった。ついつい見入ってしまった。
何より気付かざるを得なかったのは、そこにいる「私」の、いきいきしてる様ってない。みんな鬱以前のものだ。楽しんでるな、この人って感じ。自分の中で辛かった☆つらかった☆旅の思い出も、写真を見て記憶をたぐりよせると、また違った形になるから不思議だ。エネルギーを写真に吸い取られてしまいそう。まだ、もっと楽しい海外編には飛べない。自分じゃないみたいだもん。現実と過去が交錯☆こうさ☆する。膨大☆ぼうだい☆な写真をながめると、私の二十代の一部が浮き上がってくる。
また同じように楽しみたいな。それ以上に。過去は貴重な思い出だ。大切にしてゆきたい。さあ、明日は海外編の写真の整理です。
追記、整理中の旅の写真より。青森のさんない丸山遺跡のやぐら。