浄瑠璃姫の悲恋 ~ 朗読と歌でつづる音楽絵巻 第二部 | ホットロックのブログ

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2024.5.19(日)   15:00~15:45

 

岡崎城二の丸能楽堂

 

 

「浄瑠璃姫の悲恋」

 

牛若丸と浄瑠璃姫の悲恋物語を朗読と歌で創っていく

 

浄瑠璃姫:福満薫

乳母冷泉、長者の妻:松林宏子

源義経(牛若丸)、兼高長者:杉浦孝治

 

朗読:成瀬ゆうみ

楽箏:原田余里子

ヴァイオリン:伊東かおり

龍笛:布藤圭子

ピアノ:桃井聖司

鳴物、太鼓:林万起子

 

 

浄瑠璃姫と牛若丸が歌う場面では、どうしても「ウエストサイド物語」を思い出す

 

これまでに観たミュージカルの引き出しを開けたくなるのは何時もの事

 

姫の歌には力強さがあるし

 

牛若丸が病に倒れた時にそれを察知して駆けつけて回復させる行動力の凄さを見てると

 

「ウエストサイド物語」のラストシーンでのマリアの毅然とした表情に似た所を感じた訳です

 

 

そして、最後に互いの思いの行き違いで心が折れてしまった姫は入水してしまう

 

そこに「ロミオとジュリエット」に通じるものを感じた

 

 

牛若丸は姫の死を知っても、ロミオのように自死する事はなかったが、

 

悲劇である事に変わりない

 

 

福満薫さんの「夢やぶれて」の歌をまたこの場面で聴きたくなる

 

改めて歌の力って凄いな  と思う