2023.11.26(日) 13:00~15:30
名古屋芸術大学東キャンパス3号館ホール
名古屋芸術大学声優アクティングコース5期生修了公演
姉のアンジェは妹のジャンヌの病気を治す為の高い薬を買う為に・・・
私が観劇したAチーム(13時の回)のアンジェとジャンヌを演じた役者さんは
17時の公演のBチームでは回想シーンで同じ役名で出ているので
この物語を観ている側としても、その当時、若き頃の二人のやり取りを
興味深く見れた
仲が良かったのに、あの件があって現在に至るのか と・・・
この回想シーンがこの物語でけっこう重要なんですが
なのよりもこの時の衣装が普段着なので現実の世界に戻ったようにホッとする
別れてから聖歌隊で再会するまで何年経ったかは分からないが
姉妹関係から上司と部下という割り切った冷たい対応をとる姉の真意を妹は知った
薬を買う為に聖歌隊から前借をした
アクマとの闘いで戦死をすると殉職者に与えられる報奨金を先取りした訳です
アンジェはこの聖歌隊に入った目的は死ぬ事だった
姉が命を投げ出したおかげで妹は救われた
妹が今こうして聖歌隊の一員として生きているのは姉が高額な薬を買ってくれたから
アンジェを亡くしたジャンヌは再び戦場へ向かう決心をする
ジャンヌが買った「お揃いの髪飾り」をアンジェが付けていたのは
姉がどれだけ妹の事を思っていたか、大切な存在だと大事にしていたかが分かる
そこに気付いたジャンヌの顔に悲壮感はなかった
人が一歩前に進む時、周りからの力強い激励の言葉はいらない
本人が「目から鱗が落ちる」ように悟りを開く事
自分が何をすべきか
自分で回答を出すだけ