2023.11.12(日) 14:00~16:20
愛知県芸術劇場・小ホール
目の前、舞台の横に拡がる青い壁の写真を撮る
芝居が始まってしまうと撮れないので
その壁を越えた所でいろんなドラマが繰り広げられる
前回は8年前に観た演目なので、所々でこういう場面があったな と思い出しながら
いやはや、変わらないです
今回もどう解釈して良いか分からないままに終わった
それは、どういう意味になるんですか と考える事が多い
感性は年月と共に良い方向へ研ぎ澄まされるモノと想像していたが
8年経った今でも、この演目の謎は深まるばかり
その中で印象的なシーンは、壁の上に立った少女が後ろ向きに倒れる所
違う次元の世界に落ちていく
ゆっくりと消えていく姿がスロモーションを観ているように長く感じる
それに、人が落ちているにも関わらずコトリとも音がしない
そこにファンタジーを観るようでしたね
それから、面白いと感じた所は
「叩いて被ってジャンケン、ポン!」をするところ
これは台本はないだろうな
アドリブでお互いが「素」になって楽しんでいるように見える
自然な笑い顔がたくさん出て来るんだな
良い科白を捉まえる為にもっと集中するとか
先入観を捨てて素直に観る事が良いと思える