やっぱ封印するべきじゃね?(宙エリザ感想①) | とりあえずタカラヅカを絡める

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『エリザはマジでしばらく封印しよう』

オリジナル(できれば新作)二本立て推進派のののらりすはこれまで「もう飽きた〜」という意味で上記考えを(主にヅカ友に)愚痴ってきたのですが、今日以降は違います。
宙エリザ、なにもかもハマり過ぎじゃない?歌唱レベル高いし、ビジュアルは誰もかれも言うことなしだし、何よりも各キャラクターが生きていた時代への役者のハマり具合が半端無い。

今まではエリザは東宝でやってればいいじゃんと思ってたけど、いやもう全日本レベルでこれ以降しばらく封印してもいいんじゃね?と(もちろんののらりすの主観バリバリで)思うレベル。

主役のトートは抽象的な存在であるとして、またシシィは実在の人物だけど、自由な魂を渇望する(単純な「行動の自由」っていうんじゃなく)特異な存在だからちょっと存在が異色だけど、フランツ、ルキーニ、ルドルフ、革命家…ぶっちゃけ主役2人以外の実在の歴史にいた人たち感がすごい感じられたなーと思った。
舞台から「時代」が感じられるのがすごく好きなののらりすですし。
そう、シシィが現代的感覚の(=私たち観客が共感しやすい)自由を求めているわけじゃないんだな〜と思ったのも初めてかも。

と言うわけで、あらゆる意味でこれでしばらく封印してほしい作品なのでした、エリザベート。