例えば、先月、
近所で火事があったんですが、
かつての私なら
被害にあった人は怖かっただろうな…
これからどうするんだろう…
などなど、
見ず知らずの人の恐怖や苦悩を
勝手に想像して落ち込んだり
我が家の防火対策は十分なのかな？
万が一火事が発生したらどうする？
と、不安になったりしていました。
また、地球環境や人類の危機
（災害や戦争など）のニュースを見ると
人間はなんて愚かなんだろうか…
と絶望すると同時に、
何もできない自分を嫌悪していました。
そんな自分の思考は
HSP特性 × 反射の影響
からくるものだとわかって
ずいぶんと楽になった、
という記事を去年書きました↓
HSPは不安を感じる扁桃体が
活性化しやすい傾向にあるから、
不安を強く感じるのは仕方ない。
そして、HSPではない人たちが
そこまで不安を感じないのも仕方ない。
だから、自分と世間の感覚に
ズレを感じるのも当然。
だけど。
そのズレに孤独感・絶望感を抱いたり、
不安を感じすぎてしんどくなったり、
辛くなるほど被災者に感情移入したり、
日本という国に絶望したり…
というところまで行ったのは
反射の影響だったなぁ、
と思うんですよね。
固める反射の影響が強いと
もともと「世の中は怖いところだ」
という前提で生きているから
必要以上に不安を感じるし、
自分と他人との境界線が
はっきりしていないから
感情をもらってしまうし、
自己肯定感が低いから
自分を責めやすい。
そして、モロー反射が強く出ると
思考が極端になるから
絶望感にもつながりやすい。
この記事から一年たって
ネガティブな感情を感じることと
その感情に飲み込まれることは違う
ということが
体感としてよくわかってきました。
先の火事の例では、一瞬、
不安に飲み込まれそうになったけれど
すぐに切り替わったんですよね。
被害にあわれた人たちが
早く平穏な生活に戻れますように
という祈りの気持ちがわくだけで
ネガティブな感情に
飲み込まれることはありませんでした。
そして、最近の世界情勢については
なんで人間は同じことを繰り返すんだ…
どんだけ学習能力がないだよ！！
…というやるせない気持ちや
絶望感はわいてきます。
Imagine を聞きながら
涙したりもしましたよ…。
だけど、そのあとすぐに
疑心暗鬼になったり
自分たちの利益しか考えられなかったり
戦うか逃げるかの二択になったり
思考停止ししてしまったり…
みんな反射が活性化してるな…
世界の平和のためにも
反射の統合のことを
多くの人に知ってもらわなければ…！
そのためにも
私は自分のできることを
コツコツとやっていくだけだな！
…という建設的な方向に
気持ちを持っていくことができました。
「できた」というか
「自然とそうなった」という感じです。
起きている出来事に対する
興味や関心が薄れたわけではなく、
ネガティブな感情との距離感が
適切になってきた感覚です。
前は、わざわざネガティブな感情に
浸りに行っていたような気がします(-_-;)
ま、それも無意識の身体の反応だから
仕方なかったんですけどね。
そんなわけで、
HSPだから
不安や恐怖を強く感じて
つらくなるのは仕方ない
…とは思ってほしくない！！
不安や恐怖を感じやすいのは
生き残る確率を高めるための戦略。
そこを変えることはできない。
だけど、つらくなってしまうほど
感情に飲み込まれるのは
反射の影響で身体が未発達なだけ。
つまり、反射を統合して
身体を育てれば大丈夫(^-^)
何歳からでも、今からでも、
身体を育てることはできますよ♪
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（HSP/HSCプロデューサー皆川公美子さん）
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