出発からやらかしてくれてネタ満載の到着となったニース入り
勝手にチェックインカウンターが変わることがあるとか、荷物が後便で来るなんてことはザラにあると海外が多いKさんに教えていただきお勉強になった乗継劇場でした
さて、今回のニースでのお宿はミュウでは4つ星ランクのホテル ボー・リヴァージュ
プライベートビーチもある らしくパリ空港で通訳してくれたkさん曰く立地の良いホテルとのことやけどリッチ以外ええとこなしの日本じゃ良くて三ツ星、なんなら二つ星言うてもエエ程度やった。
第一、最近は歯ブラシないところはあるけど四つ星でヘアブラシもない上にリンスインシャンプーはないやろ?
アタシはマイGoods持参やからエエけどノン助は毛が絡まるいうて怒ってますわ
そんな感じで長過ぎた一日を終了すべくとりあえず寝て起きて朝御飯が!
期待してなかった割には普通
と言うか、美味しい
豪華ではないけど美味しいわ!特にパン!!
チーズも!
野菜も!!
生野菜にはドレッシングもなくてオリーブオイルとバルサミコかけるだけのシンプルなものやけど、チーズと一緒に食べると塩加減が絶妙。
パンの美味しさはチョット言い表せないレベルで激ウマ
どうせ量はさほど多くは食べられないからこんなに美味しいので過ごせるならこの旅満足度高いかも!!
そんな感じで2日目の始まり
さぁ~何して過ごそう
何も計画立ててないってスバラシイ!!
今回のツアーではニース滞在中はまるまる2日間フリータイムやけど初日の今日は日曜日。
マーケットとかは閉めてるかもなので、今回のニース行きの目的でもあったエズ村散策に行くことにした。
もう10年以上前、有名なブロガーさんで女の子2人を連れた家族の旅日記にかなり影響されて憧れたことがある。
そのブログでEZEを知ったんやけど、EZEに泊まることに拘ってそこでの写真の風景があまりにも魅力的やったので覚えてたってのがきっかけ。
空港で待ってる間にKさんから情報収集していたのでツアーには参加せずに、エズ村にはバスで行くつもり。
ホテルの日本人のスタッフに聞いてみたら、直接行けるバスはないけど、途中で乗り換えて1、5ユーロやて。
バスの乗り換えが難易度高い。
ここはアタシの旅力の問われどころやな、やってみよか。
あーーーー
この浅はかさがやっぱり後々の命取りになるとは、まだこの時は知る由もない・・・・。
ニースの初日が日曜日だったので下手に街にいて閉店食らうよりいいかとエズの村にいくことにしたアタシたち。
もちろん現地発のツアーに参加してしまえばお手軽に行けるけど、空港でお世話になったKさんやホテルの日本人スタッフのお勧めに素直に従ってたった1.5ユーロで行けるならと自力行きを決めたアタシ。
甘かったわ!
初めての旅行者には難易度の高いトラムと、バスを乗り継ぐんやけど、EZEのてっぺんまでつれていってくれる22番のバスの乗り場がどうしても見つからへん。
散々探した挙句、妥協してEZEの村の入り口まで連れて行ってくれる100番バスに乗ったのが運のつき。
そこからはタクシーかなんか使おうと思ってたのが甘い!
海岸沿いの美しすぎる風景を眺めながらモナコ方面に向けてバスは走る
途中に出てきた
EZE
の案内標識の度にバスの運転手のおっちゃんに聞いてみるも
まだや
とのこと。
ホンマかいな
少々不安になりつつバスに揺られてついた先は・・・・・・・・・・・
EZE
やけど
EZE
やけど!!
ここ、徒歩で登るとこやんか~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!
おっちゃーーーーーん!!!
誰が登山する格好しとんねん
美しいマダァムと可愛らしいマドモアゼルやんか
登らへんて分からんか~~~~~~~~~~~
一応・・・・・
ダメ元で・・・・・
念のためそこいらにおるカッポーに聞いてみた
ここからEZEまでどおやって行くのん?
カッポーの姉ちゃんがエライ気の毒そうにこの道を行くしかないという・・・・
その顔には美しき母娘への気の毒さがにじみ出とった。
その気の毒そうな顔をみてますますこの思いがけずに降ってわいたこの登山バナシがいかほど過酷なことなのか想像がついたわ。
そんな気の毒そうにアタシら親子のこと見るくらいやったら、頼むでてっぺんまで送って行って!!
あなたのその車に乗せてって!!!
って、強く心で祈ったけど願い通じず・・・・。
登るしかない道で、バスにもカッポーにも置き去りにされて・・・・・
引き返そうにもバス道のあるEZEの入り口までは相当遠く、くねくね山路で歩道がない危ない車道。
諦めて渋々登り始めたものの後悔の嵐
オマケに厄介にふてるノン助
買い物用にと持ってきた背負えるカートが更に災いとアタシら親子の溝を深めてる。
嫌がるノン 助に背負わせて、アタシは一人のみでもほぼ限界
かといってノン助もブーブーブーブー吠えながら
何回も引き返すと怒りながら
死ぬ思いでやっと到着