名古屋場所を振り返る【千秋楽】 | 磯矢萬部屋

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ほとんど相撲ネタになる予定

千秋楽
9日目、会場のチケット売り場にて聞いてみたんです。
ダメ元で。
そしたら、
あったんです。
千秋楽のチケット。
豪華に一人枡です。
というわけで、2週連続の名古屋遠征となりました。


11時前に到着。
実は前日から風邪ひきさんで、絶不調での観戦でした。


序二段の岩渕対北洋山から観戦。
北洋山は夕張の出身ですって。大変なところを故郷にしている力士には頑張ってほしいものです。

勇斗山 対 寛龍○
大徹の遅めの物言いのおかげで寛龍の勝ち。勝星を拾うとはまさにこのこと。


海道浪 うまい!これからに期待!


美登桜 対 若肥前
五島出身の美登桜と、雲仙市出身の若肥前という長崎出身者対決。勝敗結果は失念。


【三段目】
○琴健勢 対 大波
よく動いた大波でしたが、琴健勢の圧力のほうが勝りました。

○琴欣旺 対 千代鳳
長かった…


○武玄大 対 川成
川成はうっかり勝ち急いでしまったかんじ。


時桜 いい突き

直江 普通に取ればいいのにどうして飛んじゃうの?

肥後の城 いい立ち合い!

青木 豪快な小手投げ


【十両】
松谷 対 佐田の海○
松谷の最初の突きはよかったんだけどな。。。

境澤 対 益荒海○
やっと元気な相撲になった。よかった。


【協会ご挨拶】
村山理事長代行による挨拶。
桝席の最後尾で正面の角にあたる私の席の後ろには、マスコミの人たちがぎっしり並んだ。
相撲を見ず、伝えず、挨拶だけ取材して、いったいなんになるというのだ。この人たち、馬鹿じゃなかろうか、と思った。
案の定、挨拶が終わると彼らはいなくなった。
これからがお楽しみなのにね。
マスコミの仕事って、つまらないものなんだね。


【序二段決定戦】
竜王浪 対 立野○
ちゃんと顔から落ちた竜王浪。
この日も幕下で顔から落ちず手をついて負けた人がいたのでイラッとしたのだが、

できる人はできているんだと分かり、うれしかった。


【中入り後】
玉乃島 対 翔天狼○
玉乃島の脇甘すぎ(なめたわけではない)

琴春日 対 北勝力○
北勝力は得意の突きで相手に組ませる隙を与えなかった。
いつも通り中継されていたら北の富士さんがさぞべた褒めしたことだろう。

臥牙丸 対 武州山○
仕切っている間に、臥牙丸の体が見る見るうちに赤くなっていった。
以前、前の職場の上司が、大鵬が仕切りの間に背中の色が赤くなったという話をしてくれたのを思い出した。


○猛虎浪 対 豪風
時間いっぱいになったのにまったく盛り上がらなかった一戦。
仕切りの間に、友綱審判が呼出し吾郎を呼んで、蛇の目に水を撒かせていました。

○霜鳥 対 高見盛
速い立会いで勝負が決まりました。

黒海 対 嘉風○
嘉風は左ひじが相当悪いみたい。けど、片腕でよくしのぎました。


呼出しの克之さん登場。
今場所聞いた中で一番素晴らしい呼び上げ。
声質が、沢田研二系というか、つやがあるのです。
そして、他の人と比べてストロークの長い、丁寧なほうき捌き。
いったん土俵を降りてからも、角の塩をきれいに掃き寄せてから花道の奥に下がる。

美しい…

うっとり。


キセ、何かが甘い…


○白鵬 対 把瑠都
普通に勝ち。こうもあっけないと、逆に寂しいだろな、横綱。


勝者をたたえるのは、優勝旗だけ。
インタビューには、NHKの岩佐アナ。
彼に恨みはないが、「いまさら何しに来たわけ?」って感じ。
白鵬もそんな感じだったように見えた。


新序出世力士は一人だけ。
ほんっとマスコミはひどい営業妨害をしてくれたものだ。ぷんぷん。
三月場所では、土俵に上がりきれないくらいいたのになぁ。
同期がいないって、淋しいんだよ。
ホント、頑張ってね。


人々が土俵に群がる様子は去年の名古屋場所と同じ。
屋根に取り付けられた房が、ひとつひとつ、専用のジュラルミンorアルミのケースに収められる様子を見ていた。

呼出しの邦夫さんが、ポロシャツにGパン、メガネをかけて足元は草履といういでたちで、

自慢のテナーで若い呼出しさんたちに号令をかけ、撤収作業を指揮していた。
カッコヨス。


やがて外ではパレード。
去年は雨で中止だった。
一瞬見えた白鵬は、ちゃんと笑顔だった。
すごくほっとした。

千秋楽は、はね太鼓がない。
やぐらは、生気を失って枯れた樹木のように見えた。


道すがら、帰り客を捕まえてインタビューするマスコミの人たちを見た。
あんたがた、ちゃんと相撲を観戦してからみんなに質問してるのかい?


いまひとつ明るい気持ちになりきれなかった名古屋場所。

「ストリーミング中継があるからいいじゃん」なんてツイートをを見ると、

パソコン持ってて、昼日中からちっこい画面を見て楽しめる人はそれでいいのだろうけど、

つぶやくこともできず、また、つぶやきを誰にも聞かせることのできない人はどうなんだと、

人間って、自分が体験した以上のことって想像できないのかと、暗鬱な気持ちになった。

相撲に愛を感じない人たちの意見が「世論」というフリーパスとなって、

相撲道に打ち込みたい人たちや、相撲を愛する人たちを傷つけた。

二度とこんなことが起こりませんように。