治らない痛み | nono*hana ✿ 柴犬・ごはん・ハンドメイド・介護のことなど

先週もいろいろありました。

 

水曜日、23時過ぎに着信があって、兄でした。

 

「起きてたか?」

『起きてるよ。いつも起きてる時間よ。』

「そうか・・・。」

『なあに?』

「あのなぁ~・・・」

たどたどしい~喋り方に、

『何~? 飲んでるの?』

 

「母さんがな~。」

『はい?』

「救急車で運ばれてる・・・」

『どうした? 何があった?』

「この前みたいになってな・・・。 前より痛いみたいで・・・。 父さん、父さんって呼んでる。」

 

『どこの病院へ?』

「〇〇病院」

『何時頃家を出たの?』

「10分前くらい。」

『私も今から行くわ。』

 

「大したことないと思うから、来なくていいよ。」

『そうかもしれないけど、次の連絡までじっとしていて待つのは性に合わないわ。それに高齢者って何が起こるか分からないからね。』

 

他の話も少しして・・・

「ほんとに来なくていいからな。」

『分かったよ。』

と言って電話を切りましたが・・・

すぐに救急病院に向かいました。

 

兄は、私が慌てて事故でも起こしたらいけないと、心配だから来るなと言ったのでしょう。

 

私にとって今回のことは想定内であったし、

今後も同じ様なことはあると考えています。

 

約半年前も同じような症状があって、その時は私が実家にいた時で、

兄も仕事が早く終わって帰宅していたので、二人で病院に連れて行きました。

 

胸・背中・脇の痛みなど、他の諸症状も似ていましたが、

今回の方が酷かった様です。

(下行大動脈瘤のせいではないのでご安心下さいね)

 

 

救急車で搬送されるのは、2015年に大腿骨骨折の時と、今回は2回目。

 

私が着いた時には、いくらか痛みも治まって落ち着いていましたが、

ただでさえ痩せ細っている体が、うんと小さく見えました。

 

 

 

翌日、母は自分の状態に怒っていました。

 

「もう何年もずっと痛む。 私が何か悪いことした?」

『お母さんは何も悪いことなんてしてないよ。』

 

「なんで? 私のお父さん(母の父)も、お父さん(母の夫)も、痛い痛いって死んだけど、こんなにずっとじゃなかった!」

「お父さん達はすぐに死ねてよかった。 私はもう何年もずーっと痛い!」

「いくら病院に行っても治らん!」




4年前から、ずっと痛む様になって、

出来ていたことが、一つ一つ出来なくなって、

昨年も圧迫骨折で入院し、先月は転倒した痛みも。

そして今回のこと。

辛いよね。

 

 

何でもぶつけていいよ。

苛立ちも怒りも、いくらでも受け止めるから。

 

他に何をしてあげられるのだろう・・・