講師、にゃんこ先生シリーズ
二年生の、立ちはだかるスタンダードプードルのオーリー君に挑み
最後のチャレンジとなりました。
彼が一年生最初のころは雲に覆われ人を寄せ付けない八千メートル級の
未踏の山に見えたのではないですか。
頂きの高い位置からの景色は見せてあげられませんでしたが、
(一生、頂上にはたどり着けません)
絶景を見たはずです。
一年生のとペアで酸素ボンベを背負い命懸けで臨んだのです。
ですが、就職が内定し一般就職となりました。
私の講義や話をいつも真剣に聞いていた、メンズにはハイリスクとなるこの業界ではなく
将来のある安定した道へ(優良会社)進むこととなりました。
*ある意味さすが当学園です
一度は真剣に目指したこの道、迷い、悩んだのではないですか。
早い時期に一般就職の話は聞いていましたが、それでも、私のマグロ漁船の仕掛けを
火花を出して揺らし続けた、不器用なところもありますが真面目でズルをしない性格の
あなたをゲットした会社は超ラッキーですね。
逃げずに挑み続け、頭に焼き付けたこの景色と自信を絶対に忘れないでください。
あなたの決意、英断を支持、応援しています。
全てを正直に話してきた私、学園都合目線ではなく学生目線で接してきたつもりです。
それでも目指す学生には命綱を渡す覚悟で接し、アドバイスをしてきました。
学生たちの大切な人生、「個人の自己責任です」などとは絶対に言えません。
それでも、一年生のには目指、すとてつもなく高いところまで案内、連れていく
つもりでいます。
老シェルパ最後の仕事は命懸けになりそうです。
あなたも、社会人となり新たな道で、自分の力と知恵で道を切り開いて行ってください。
私から、学んだはずです。
人を信じ大切にし、何事にも謙虚に学ぶ姿勢、自分の頭で真剣に考え人のせいにしない。
そして、 絶対に逃げない。
あなたは、永遠の仲間です。 そして、将来、私らの登頂を見届ける義務があります。
必ず、遮るものの無い極限の世界頂きから無線連絡します。
「シュー・・シュー・・・ピッ・只今登頂に成功しました」。 「ピッ。」
自分との闘いに勝った歓喜の無線連絡を・・・