講師、にゃんこ先生シリーズ
今年度最後の水曜日実習となりました。
二年生には、もう二度とこの時間はありません。
希望に満ち、ドキドキで入学した二年前、ほとんどの学生がたった一人で学園の門を叩きました。
華のある五人の先輩たちに恵まれ、そして、憧れながら成長していきました。
絶妙な距離感で友情を育み、時には行き違いや喧嘩をしながらも共に同じ方向に向かって闘った
戦友、本物の同朋たちです。
ダークなイメージをどうしても否定できない中、高での学校生活、この場所では、ほのかな光を
いつも感じていたはずです。
時には、ビックリするような個性的な学生がいる、この学園で、当たり前のように全てを受け入れ
見守ってきました。
この世界、愛犬、猫たちが中心で、また、こんな人間にしか動物たちの声は絶対聞こえません。
天動説の人間には他の道があるはずです。
さよならでは無く、私とは同じ職人、仲間として受け入れる立場でもあります。
いつも、私の勝手なイメージで例えていますが、今度からは、本物の現場、戦場に飛び立ちます。
一人の職人として命懸けの自分との闘いが始まります。
誰一人、片道燃料で送り出すこともなく、経験が無いため熟練にはなれませんが厳しい訓練に耐えてきた自慢の精鋭たちです。
きみたちには、大切な仲間たちと、この学園空母が近くの海洋で待機しています。
学生たちに絶えず言い続けたこと、「他人のために汗をかける人間になれ」と。・・*多くの大切な意味が
自分は最後でいいのです。
私にも昔、約30年前の話ですが、技術的に思うように成長できない自分、他店からの嫌がらせや中傷に心が折れ、傷だらけで煙を吐きながらさまよう戦闘機、燃料が尽きかけたその時、目前に見える大艦隊・・・終わりを覚悟したその時、真ん中にいる見覚えのある空母が着艦ワイヤーを張り背を向けているのが見えました。
車輪が折れ、炎に包まれながら奇跡の着陸、着艦し救われました。
この空母(業界親友)に救われ、再び最新鋭の戦闘機として飛び立つことができました。
一生返せない恩です。 詳しく書けないNGの個性的な空母ですよ。
今ではベテランの戦闘機乗り、鬼教官となり育てる立場にも。
に、着艦ワイヤーを張りいつでも待機しています。