絵本や童話が好きな子供だったので、『書く』を仕事にしたいと思っていました。
この気持ちは学生時代ずっと変わらず、童話が小説になり、ラノベになったりしたけれど、『書く』にずっと憧れていた。しかし、もともとひとつのことを長く続けられるタイプではないですから、書いては消し、消しては書き、そして想像の翼は広がるもののそれを文字として吐き出し切れる根性も、表現力もありませんでした。それは今も同じね。＾＾；
しかし20年も憧れていたものの、やっぱり憧れは憧れでしかなくて。就活をする段になった時も『書く』を職業にしたいと思い付きすらしませんでした。なんなら忘れていて「飛び込み営業とか嫌だから事務にしよー」と求人を眺めていたくらいなのです。
―――が、気づいたら私の肩書は『ライター』でした。誰に言ったわけでもなく、自分が行動したわけでもなく、気づいたらそういう部署で原稿を書いていました。途中でイヤんなって転職したんですけど、結局また気づいたら『ライター』だったんですよ。ちなみに「もうやだぁ～」って逃げた先で憧れて選んだ仕事も、それはそれで並行して続いています（二足の草鞋人）（わらんちゅ）。
自分ではさして努力をしないままなんとなく流れに任せた結果、「だいたいなりたかったものになってました」は、我ながらすごいと思うのです。若干の誤差はあるものの、子供の頃の夢も、大人になってからの憧れも、どちらも叶えたことになってますからね。
もちろんこれが「良いことだったかどうか」はわからないのだけれど、総じて人に恵まれている人生なのでしょう。これには感謝しかありません。人生前借しているか、前世でだいぶ徳を積んだか、来世ヤベーかのどれか…あるいは全部まである。来世の私、ごめん。
なお、ここまで読んでくださった常連さんの方には「え、お前ライターなの…？それで、この程度の文章力なの…？」と思われそうですが、…ブログと仕事では本質が違うんですよ～～～！！！（言い訳）
