パリの4月(コールマン・ホーキンス) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Coleman Hawkins - April In Paris

Tenor Saxophone – Coleman Hawkins
Trumpet – Howard McGhee
Piano – Sir Charles Thompson
Guitar – Allan Reuss
Bass – Oscar Pettiford
Drums – Denzil Best

Recorded : Hollywood,Los Angeles, February 23, 1945
Album : Hollywood Stampede

桜が咲き賑やかな春、4月と聞くとなんとなく気持ちが明るくなります。
同じ北半球のパリもそんな季節、コールマン・ホーキンスの絶頂期のセクステットで、この曲にします。
カウント・ベイシーの大ヒット・ナンバーで彼らをバックに歌うミルス。ブラザースのコーラスも良いです。
この歌はVernon Dukeが作曲でE. Y. Harburgが歌詞をつけてりますが、いつも引っ掛かるのは、”April in Paris, chestnuts in blossom Holiday tables under the trees”という所です。チェスナットというのは栗ですから日本語訳も”パリの春、栗の花が咲き、休日にはその下にテーブルを並べる…”となるんでしょうが、パリの春を告げる花といえばマロニエで栗ではないと思います。
最近気に入っている Avalon Jazz Bandの歌手Tatiana Eva-Marieがフランス語で歌詞を付けて歌ってますが、彼女はしっかりマロニエの花と歌っていて、やっぱりそうだと納得しました。
併せて彼女の歌もアップしておきます。

 

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。