インディアナ(ミルト・ヒントン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Back Home Again In Indiana - Milt Hinton

Milt Hinton (bass)
Cliff Smalls (piano)
Sam Woodyard (drums)

Recorded : Nice, France, July 17, 1976
Album : Black and Blue

1910年生まれのミルト・ヒントンは高校卒業後からプロ活動を開始します。’36年からキャブ・キャロウェイのバンドに入り、以後16年間仕事をしますが、キャロウェイのバンドにはチュー・ベリー、コージー・コール、ディージー・ガレスピー、イリノイ・ジャケー、ジョナ・ジョーンズ、アイク・ケベック、ベン・ウェブスターなどが居て、ミルト・ヒントンもここで腕を磨いたものと思われます。特にディージー・ガレスピーからビーバップの代理コードなど音楽理論を非公式なセッションの中で教えられたようです。
彼は60年近いレコーディングキャリアの中で多くの時間をスタジオ・ミュージッシャンや短期の契約でジャンルを問わず幅広い音楽に携わっているようです。
また、写真家としても活躍し貴重な映像コレクションを持っているそうです。
この曲はニースで録音されたトリオでの演奏ですが、ピアノ・トリオと言うより主役はあくまでベースです。スインギーで分かりやすく楽しい演奏を聴かせます。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。