スプリング・イズ・ヒアー(アーマッド・ジャマル) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Ahmad Jamal - Spring Is Here

Piano – Ahmad Jamal

Recorded : july 2016, Studio Sextan, Malakoff, France.
Ahmad Jamal ‎– Ballades

1930年生まれということは、この演奏は86才の時ということになりますが、そんな年齢とはとても思えない瑞々しいピアノ・ソロです。やっぱり凄い人です。
昨日は大荒れの天気でしたが、今日はまた太陽が戻ってきました。
まだ時々寒いと感じる日もありますが、それでも気が付けばコロナ対策以外で手袋をすることは無くなりました。
春が来たは”Spring has come"と習ったと思いますが、この感覚は一瞬春を感じたというニュアンスだそうで、「山に来た 里に来た 野にも来た」という感じはこの曲名のように”Spring Is Here”なのだそうです。

今朝のTBSテレビの「サンデー・モーニング」コロナ関連の話題が中心ですが、中で10万円給付について寺島実郎さんがコメントしてました。
給付は結構だが財源をまたコロナ復興税のようなものにするのか、赤字国債を発行して財政赤字を増やすのか、明確にすべき、とのこと。
また立憲民主党の蓮舫議員は、麻生大臣の「10万円は手を挙げた人に支給する」という発言に、「財源は国債という国民の借金で行うのだから、貴方の金じゃない、口を慎みなさい」とコメントしたようです。
どうもお二人とも国債に対する認識が間違っているようです。国債と言うのは変動相場制で自国で貨幣を発行できる国においては、政府の負債(国債発行)でのデフォルトはあり得ない、ということは財務省も認めています。
つまり政府が発行する国債は政府の純負債を増やしますが、反対に同額の民間純資産を増やすことになります。国債と言うのは現金紙幣や日銀当座預金、銀行預金とは違って、唯一「対」になる金融資産の担保が無い貨幣です。
政府はインフレ率という限界はありますが、いくらでも国債を発行することが出来るのです。今回の消費増税とコロナショックで今年度のGDPは大幅に下がります。その不足分を国債発行で賄うのに何の問題も無いのです。
政府の赤字(国債発行)はお金が無くなる訳ではありません。同じ金額が国民の資産になるのは、誰かの負債は誰かの資産、会計学の基礎です。

以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Chris Connor
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488264982.html
Millie Vernon
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488277185.html
Bill Evans
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488277391.html
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488279153.html
June Christy
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488280747.html
Cannonball Adderley
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488282346.html
Four Freshmen
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488282449.html
Harry Edison
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488285918.html
Kenny Dorham
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488286092.html
Bobby Jaspar
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12450147300.html