Bill Evans Trio - Spring Is Here (1959)
Bill Evans (piano)
Scott LaFaro (bass)
Paul Motian (drums)
from the album 'PORTRAIT IN JAZZ'
’５９年に吹き込まれた「ポートレイト・イン・ジャズ」はジャズ史上大きな意味を持っています。従来のドラムやベースが規則的にリズムを刻み、ホーンやピアノなどメロディを担当する楽器のサポートに回るというスタイルではなく、ベースもドラムもそれぞれ独自のアイデアで相互に影響しあいながら曲を作っていくという、新たな４ビートの可能性を開きました。
ハービー・ハンコック、チック・コリア・キース・ジャレットなど後続のピアニストは勿論、多くのミュージッシャンに多大な影響を与えました。
初めて聴いたときは少し違和感がありましたが、聴いているうちにこの違和感が、今まで体感したことがなかった、新鮮な４ビートに夢中になったものです。
昨日久し振りに八ヶ岳山麓にやってきました。道端や北側の陽当たりの悪い林の中にまだ雪が残っていますが、日中はセーター１枚で快適に過ごせます。こちらも春です。
以前書いた記事hこちらです。
Chris Connor
