命ある限り(カウント・ベイシー) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

 

Count Basie - As Long As I Live

Album : Small Groups Studio Sides 1950-1952

1940年代後半に第二次世界大戦後の不況期があり、フルバンドの維持が難しくなりカウント・ベイシーも一時バンドを解散し、盟友フレディ・グリーン等とスモール・グループを結成し新しいスタイルのジャズを模索し始めます。

このアルバムはそんなスモール・グループ(セクステットからオクテット)の演奏を集めたものです。この時期メンバーにはワーデル・グレイやサージ・チャロフ、クラーク・テリー、バディ・デフランコ、バディ・リッチ、アレンジャーとしてニール・ヘフティなども居たようですが、この演奏でのメンバーは分かりません。
フル・バンドとは違うスモール・コンボならではの切れの良いスイング感、こんな経験がベイシー・バンドのスモール・コンボとビッグ・バンドのサウンドが絶妙に絡んだ絶妙なスイング感を創り出す素地になっているのかも知れません。

以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Charlie Christian
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488278267.html
Johnny Varro
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488282021.html
Oscar Peterson
https://ameblo.jp/nonkig3/entry-12488284295.html

 


後年のピアノ・トリオでの演奏です。
As Long As I Live  Count Basie Trio 

Double Bass – Ray Brown
Drums – Louis Bellson
Piano – Count Basie

Recorded : Los Angeles, California, May 22, 1974
Album : For The First Time