Hampton Hawes Quartet 1956 ~ Will You Still Be Mine (1956)
Hampton Hawes - Piano
Jim Hall - Guitar
Red Mitchell - Bass
Eldridge”Bruz”Freeman - Drums
’５２年～’５４年にかけて米陸軍の兵隊として日本に駐留した間、日本のジャズ・メンと交流し日本のモダンジャズの発展に大きな役割を残したハンプトン・ホーズ。
１０代の頃から演奏家として活躍し、主にウエスト・コーストで活動していますが、デクスター・ゴードンやチャーリー･パーカーと競演もしており、自身もパーカーから大いに影響を受けていると言っています。
独学で学んだと言う彼の奏法は、力強いタッチで跳ねるような独特のリズム感が、小気味良いスイング感を作り出します。
この曲は除隊後の’５６年に自らのトリオにジム・ホールを加えて、ロスアンゼルスのコンテンポラリースタジオで休みなしの「All Night Sessions」と称する３枚分の録音をした中の一曲です。
メリハリが利きすぎた感はありますが、ハンプトン・ホーズらしい「Will You Still Be Mine」です。
以前書いたこの曲の記事はこちらです。
Miles Davis
Red Garland
Matt Dennis
Kenny Burrell