今回は閲覧注意
です⚠️⚠️
グロテスクな写真があります
こんにちは!
田舎暮らしを断念した過去があるものの、
また半自給自足生活を目指して
自然栽培的農業や
DIY(軽トラキャンピングカーや家作り)などの
學びを続け奮闘しているニモです!
よろしくお願いします
今回は鶏を絞めて捌いた記録です
三次で酪農家を手伝いながら畑や色んな事をしている20代の知人Mさんからの提案で
廿日市の元アルカディアビレッジ近くで趣味の養鶏をされているMさんのおじさまが
愛着がありすぎて親鳥(年老いて卵を産まなくなった鳥)を処分出来ずに沢山残っているそうで
普段鶏胸肉を安いタンパク源として大量に接種している僕はやってみなければ!と
江田島の知人Aさんのところに集まってやることに。
娘にも命を頂く大切な体験として連れていきたかったのですが
前日から高熱と嘔吐で僕だけ参加となりました。
三次Mさんが島根の友人と廿日市まで車を走らせ、
僕も途中で載せてくれました
車の中で隣に乗っていた鶏さん⬆️
とても綺麗な色で赤い方は僕の21歳の頃の頭と同じ色のヘアースタイルです。
(ショッキングピンクのモヒカンw)
大人しいですがたまにコケっと鳴きます。
これから絞めなければならないのに愛着が湧いてしまいます
江田島到着、近くにやぎさんも
こちらは江田島のAさんの飼っている鶏さんたち
ヒヨコが昨日夜産まれたそうです🐤
右は卵を温める機械
こちらは血抜きしたもの
逆さに吊るすとボタボタと垂れてきます。
すぐにゼリーのように固まっていました
工程は
①頸動脈(首の斜め上側にある)を切って逆さに吊るし血抜き
先に頭を叩いて気絶させる方もいる ※躊躇せずに一思いにやった方が苦しませない
(僕はビビリまくりでした)
②毛抜き できるだけ大鍋で湯を沸かしておく
暖かい時期だったこともあってか半分くらいの部位はそのまま抜けるが
羽付近、足まわり、首まわりは抜け辛いのでお湯に数秒漬けてからだと抜け易い
③お尻から切り込みを入れて内臓を引き出す
④うぶ毛をバーナーで焼く(皮を食べないなら不要)
⑤保管や使い安いように捌く
足、手羽、胸肉、ササミなど、、、
毛をある程度抜いたところ
お湯に浸けながらさらに抜いています
鶏は体温が高いこともありこの頃までまだ温かかった
バーナーでうぶ毛を焼いています
各部位に分けた後
黄色いのは脂肪分です
Aさんのオリーブの周りに芽が出て多年草化の兆しが見える稲
「亀の尾」
石垣の復旧を少し手伝いました💪
行きは高速でしたが帰りはフェリーで
予想、覚悟はしていましたが頸動脈を切る時の罪悪感のようなものは相当でした
1羽目の赤い雄は体も大きめで頸動脈がわかり辛かったのもありますが
僕が躊躇していたせいで何度も…
何回か暴れて鳴き最後は痙攣したように、、、魂が抜けるまで少し長くかかりました。
本当にゴメン
愛を持って育てていたら
もっともっと辛いだろうな
しかし僕たちが普段食べている鶏肉、豚肉なども誰かがこれをやっているという事
うちに帰って色々調べたりしましたがやはり事前に蒜山のハンターにO君にも聞いていた通り
親鶏は肉が硬い、スープが旨いということで
ラーメンを作ることにしました。
ネギの青いところ、生姜、ニンニクで沸騰したら弱火にしアクを取りながら1.5時間
ガラももらって帰れば良かった😅
味付けは塩と胡椒のみ
具もシンプルにネギともやしだけで味わいました
娘は病み上がりで少ししか食べられませんでしたが
スープは「美味しい」と言って何度も
次の日も残ったスープでうどんにしましたが綺麗に食べて
スープはおかわり
「もうないの?」って
父は罪悪感のようなものに負けずにまた鶏さんを絞めることになりそうです
スープをとった後のお肉も
油で炒めて塩胡椒で旨い!
硬いけど小さ目に切ってジャーキーのようなイメージで歯応えを楽しむと
旨みが続く感じで○
ごま油だともっと美味しいかも
当たり前ですが
生きるとは命を頂く事
ですね