今回は主に土壌p Hの話です
こちら樹木の事が学びたくて買ってみましたが、
今まで農業の事として勉強してきた事とも繋がり
更に深く理解するきっかけとなったと思います。
(書いていることの半分は理解できてはない)
通常農業では土壌のpHが酸性になる事を
心配して苦土石灰や牡蠣殻などを撒くのですが、
土が固くなるし、自然栽培系ではなるべく資材を投入しない事が原則です。
しかし土壌pHが全く氣にならないわけではないので、どうなっているのかな?と
不思議に思っていました。
休耕していた圃場を測りましたが中性~
弱アルカリ性でした⬇️
その答えとなる記述!
これを読めただけでもこの本を買った価値がありました
P122
中略…良質な堆肥を十分に混入した土壌は、酸性雨が降り注いで酸性物質が土壌に供給されても土壌pHはほとんど変化せず、中性~微酸性を保っている。H+が長期に供給され続けても中性に近いあるいは微酸性を保っているということは、Ca,K,Mg,などの塩基類を土壌粒子が保持し続けていることを意味し、根系発達に有利に働く要因となる。…
このページより前にその仕組みの詳細が書かれているようですが、
何度読んでも理解できません
しかし最初の「良質な堆肥」
というところが重要ですね
酸性雨とは主に硫酸(二酸化硫黄)と硝酸(窒素酸化物)からなるそうです。
S硫黄とN窒素の化合物ですね。
工場などからの煙や車の排気ガス、火山からが主な原因だそうです。
P104から土壌有機物の化学で
中略…土壌の陽イオン交換容量
(CEC:Cation Exchange Capacity 一定量の土壌粒子が陽イオンを吸着する能力)を高めたり…
とありこの能力が高い事を「良質な堆肥」の1つの指標としているようです。
そして粘土と腐植(※)の多いことがこのCECを高めていると。
主に黒い腐葉土を想像すると良さそうですね
腐食は金属のサビなども含めたもっと広い意味のようです。
さて
具体的な仕組みは理解まで行けてないのですが、自然栽培や有機でもpHを自然界が上手く調整してくれているんだなと
堆肥や自然界の植物、動物の残渣などの「腐植」でp Hが安定するという事がわかりました
間違っていたら教えてくださいね
ここから最近知った
「銀の土」というプランターや花壇に良さそうな土の話
「バーク堆肥」について
「C:N比」について
ミミズについて
を書きたいのですが長くなるのでまた次回