補正は一カ所のみ、後は腰紐一本! | コスメときもの 雑記帳

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好きなものを、好きなように、好きなだけ。

ここ半年で、自分の着付けが定まってきた気がします。
一言で言うと、「補正は一カ所のみ、後は腰紐一本が肝要!」
みたいな男らしい(?)スタイルに落ち着きました。
あれこれ考える時期を過ぎて、ちょっと嬉しい。

ちょっとご紹介すると…;
まず、下着。フェリシモのフラットブラ+ワンピース
フェリシモの補正付きワンピース
汗対策の必要が無いときはこんな感じです。

汗対策が必要なときは汗取り襦袢+ステテコ
このセットにフェリシモのブラを足して、下着完了。この上に長襦袢を着ます。

そして、補正はミニマム。自作のシルクタオルでウエストの
くぼみをカバー。でも、よっぽど気の張るときは、ヒップパッドが出動。
汗取り襦袢を着たときは、ウエストの補正はいりません。

小道具もなるべく少なく。→シルクの腰紐1本と、紗の伊達締め2枚。
衿芯はメッシュ。帯板と帯枕はヘチマ。
帯を締めるときに腰紐をあと2本使っています。

一時期、わたしの着付けは小道具を多く使うものでした。
コーリンベルトと伊達締めの機能を足してつくった
「ニューサッシュ伊達締め」、ヒップパッド、ウエストパッド、
ガーゼでコットンを薄く包んだ、自分専用の胸元補正、
衣紋抜きとそれに通す腰紐…。

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確かに苦しくないんだけど、通気性は低いです

これらを使うと確かに失敗なく毎回ほぼ同じように着られるし、
着崩れもしにくいようです。でも、「服を着るのにこんなごっつい
工夫せなあかんのかい
」という気持ちが強くなりました。
そして、アイテム数が多いのと、これらのニューエイジな
小道具はポリだったり金具が付いていたりするので、暑い!
(特に綿…馬鹿正直に単衣の時期も綿をのせてしまい、
 社中の姉弟子さんにびっくりされてからやめました。)

しかも、着付け途中の姿がださすぎて悲しくなります。
ニューサッシュもパッド関連も、服の金具にしては結構
大きい金具がついてます。「金具っていうか、もはや器具だよね
と思い始めたら、なんだか滑稽に見えてしまいました。

そんな経緯を経て、下着や汗対策も含め、着付け
アイテムの数や素材を見直して、試行錯誤。

ちりめんで包んだ帯板は、取り外した時には毎回内側が
湿ってるし、メッシュじゃないプラの衿芯を入れていた長襦袢は、
衿芯が交差する胸元の辺りが少し湿ってしまう。
ポリのニューサッシュも湿ってる気がして毎回洗濯してました。
(正絹の長襦袢を着て汗かくのが嫌だから、長襦袢も普段は
二部式愛用でした。つまんなかったなー)

これらを通気性のよい小道具に切り替えるたびに
気になる「湿り」が大分改善されていったので、
勢いづいて研究熱心に(楽しかった!)。
あと、衣紋抜きを使わなくても衣紋、抜けるようになりました。
(道具類は少なければ少ないほど、涼しい!)

そして今、自分の着姿に使われている紐類は
腰紐1本+伊達締め2枚のみ。補正もウエストだけ。
これだけで大丈夫なもんです。
腰紐意外はあんまり締めません。だから苦しくないし、
暑くなりにくい。

そして、可愛い下着を見つけた頃から、着付けの時間が
楽しくなりました。衣紋抜きのついてない、気に入った長襦袢を
はおる瞬間って、女の喜びを感じると言っても過言ではない気がします。
不思議なことに、着物より、長襦袢を羽織るときの方が
「女」気分を強く感じるのですよね~。

汗対策ができると正絹の長襦袢も怖くないので、
可愛い長襦袢を集めたり、着物と長襦袢のコーデを考える
楽しみが増え、着物ライフがより楽しくなりました。

やっぱりプロセスも大事
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