「のんびりはるる」にお越しくださいまして、
ありがとうございます
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わたしたちが
王滝渓谷にハイキングに行っていた時、
はるるは、石狩市を一人旅していたようです。
はるるが送ってくれた旅の記録から
わたしの心に残っている言葉と写真を
少しご紹介します。
***
石狩市 マクンベツ湿原にて。
下に生えているのがミズバショウなのですが、
ほとんどの花が散っていました。
ただ、いくつか花がまだついている個体も見つけられたので
良かったです。
わたしなら「花」とか「株」と呼ぶところを
「個体」と呼ぶはるるの視点。
一見無機質に思えるけど、
わたしと選ぶ言葉は違うけれど、
そこに向ける慈しみの気持ちは、
きっと同じなんだろうなぁって、
むしろわたしよりも広くて深いんだろうと、
はるるを知っているからこそ思う。
（理系あるある？！）
***
そして、帰途にて。
せっかくなので奥に見えていた店に入り
普段は絶対に買わないソフトクリームを買いました。
うそだ！
普段は絶対買わない、とか、
つい半年前も、二人で京都伏見を散策しているとき、
抹茶ソフトクリーム、自分で買ってた！
わたしが400円が惜しくて、買う勇気がなくて、
そしたら、
「ボク、買おうかな」
って。
・・・あれ？
その時も、例外、だった？
もしかして、わたしのために、買ってくれた？
特別な時間と認識してくれてた？
普段って言うのは、
「日常」のことで、
旅先は「普段」じゃないってことかな。
そう考えると、
あの一文は、納得。
ここまで書いて思いました。
「普段は絶対買わない」
なんて枕詞言葉に、すごく惹かれたのは、
きっと、
「特別な場所のソフトクリーム」
に、はるるとのたくさんの思い出があるから。
言葉って、ただの記号じゃなくて、
話し手と聞き手の想いによっても
彩られるんだなぁって、思いました。
***
はるるは、普段、
声も小さいし、自己主張もしないし、
はるるの声を聞き逃しているかもしれない。
二人の時はいろいろ話してくれるけれど、
わたしの小さな脳みそからは、
聞かせてくれる言葉の数々は、
大切にしていてもいつか零れ落ちてしまうから、
こんな風に言葉を文字にして送ってくれて、
何度も見返したり、
いつまでも大事にとっておけるのは、
とても嬉しい。
また、はるるの旅の記録が読めたら、いいな
***
2回にわたって、はるるの旅の記録の抜粋を、
読んでくださってありがとうございました
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最後までお読みくださいましてありがとうございました
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