【監督】
ジュゼッペ・トルナトーレ
【映画情報】
1988年公開・ドラマ・2時間35分
【キャスト】
フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ他
【あらすじ】
中年男性トトは故郷の母からある人物の訃報を受け取り、少年時代を振り返る。
戦後間もないシチリア島。父が戦地から帰らず、母と2人で暮らしていたトト。
当時の彼の一番の楽しみは、地元の映画館”パラダイス座”に入りびたることだった。
そこで出会った映写技師アルフレードとの交際は後々まで続き、幸せな時もつらい時もトトはアルフレードから人生を学んでいった。
現在、映画監督となったトトは懐かしの劇場へと向かうが…。
イタリアのシチリア島が舞台らしく、爽やかな海の景色から始まります。
海めっちゃ綺麗。
建物も白色が基調の建物で、異国観満載。
良いですね。
40年以上前の映画なので、今だとマナー違反だの非常識だのを言われるようなことを
みんな普通にやってる。
上映中の喫煙・おしゃべり・席キックから始まり、中には唾を吐く人も(笑)
本当はここには書けないような事もしていたのですが、
それは実際に映画で見てもらえればと思います(未成年は注意です)。
とにかく学校で女性の先生が生徒に体罰していたり、
映画館で騒いだりというのは時代を感じましたね。
でもそこが良かったのかも。と思わせてくれる良い映画でした。
とにかく皆自由。
映画館で上映する映像を勝手に外で流したり。
当時は娯楽がほとんど無かったそうですからね。
戦後間もない頃というのはこういうものだ、というので勉強になったりもします。
ここで主人公の少年トトが出会った映写技師「アルフレード」というおじさんが、
ジャケット写真にも載っているチョビ髭おじさん。
このおじさんがまぁ~良いキャラでした。
当時は戦後で学校の授業を受けられていない大人が多く、
文字が読めないという人が多かったらしい。
小学校卒業試験を大人が子供と一緒に受けていたり。
本当に今だと考えられないような映像ばかりですね。
問題が分からないアルフレードおじさんがトトにカンニングさせてくれと懇願。
面白いことに、ここでアルフレードとトトの間の関係が対等になった気がします。
そこから二人は親友のような関係で、トトに映写機の使い方を教えてくれたりとか
トトがアルフレードに悩みを相談したりする。
おじいちゃん子の方は特にハマるのではないかと思います!
思春期のトトが思いを寄せるエレナという女性もめちゃめちゃ綺麗。
とあるキスのシーンは個人的に凄い好きなのですが、
思わず「えっ!?」ってなっちゃいました。
ネタバレになってしまうのであまり話せないのですが…。
もうひとつ大好きなシーンは、
アルフレードとの別れのシーン。
号泣しました…
アルフレードのサングラス越しでも分かる泣き顔。
「帰ってくるな、ノスタルジーに惑わされるな」
「ありがとう、ずいぶん面倒見てもらったね」
「子供の頃映写室を愛したように それを愛せ」
これは映画館で観ていたらヤバかったですね。
自宅の居間で奥さんの隣でずっと泣いてました(笑)
自分の今までの泣ける映画ランキングでもトップ3に入りました!
最後まで見ていただきありがとうございました(人''▽`)ありがとう☆




