監督:ビル・コンドン
公開日:2017年
上映時間:130分
出演者:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス他
あらすじ
ひとりの美しい王子が、呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。
魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない。
呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘ベル。
聡明で進歩的な考えを持つ彼女は、閉鎖的な村人たちになじめず、傷つく時もあった。
それでも、”人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じるベルと、”人と違う”外見に縛られ、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣――その出会いは、はたして奇跡を生むのだろうか…?
美女と野獣の名前はよく聞くけど、内容はよく知りませんでした。
「そういう話なんだ」
「ベルってそういう人だったんだ」
と、序盤から楽しめました。
エマ・ワトソンというと「ハリーポッター」を想像しちゃうけど、
途中から違和感が無く観れてた。
これを見てからディズニーランドに新しく出来た美女と野獣エリアに行くと、
多分2倍くらい楽しめると思う。
街並みとか。
個人的に一番好きなシーンは、ベルの黄色いドレスに柄がついていくシーンです
あのドレスの柄はああいう流れでついたのね、と。
テレビでなんか見たけど、2022年10月に開幕された劇団四季の美女と野獣では
ベルのドレスにだいぶ凝っているらしい。
あれは綺麗だった!
最後の有名なホールでのダンスのシーンも綺麗でした。
ビーストの表情が一番自然に作られていた気がする。
ビーストが成長していくのも嬉しい。
「お父さんのところへ行ってやれ」
「お前たちを戻してやれなくてすまない」というセリフが印象的でしたね~。
顔はめっちゃイカツイ顔して、優しいセリフを言う。
このGAPにやられそうですね~
お城も凄いですね。
魅力的なのが、明かりが消えていると不気味なのに、
部屋の明かりがつくと一気に雰囲気が明るくなるところ。
お母さんの話も知らないところが多く、
そんな事が…と、泣いてしまいそうになった。
この辺りの設定もキチンと時代背景に即しているので、少し書かせて頂きます。
ベルの母親について…
主人公ベルやガストンたちが住んでいる「ヴィルヌーブ村」は、首都のパリから離れた田舎町の貧しい村で
自然豊かな場所です。
ここにベルは父親のモーリスと二人暮らしをしています。
しかし母親の姿はありません。
父親のモーリスにベルが母親の事を訪ねても、モーリスは話したがらず口を閉ざしてしまいます。
映画の後半で判明しますが、母親はベルが生まれて間もないころに亡くなっています。
母親はなぜ亡くなったのか?
ベルの母親は病気で亡くなっていたんですね。
元々モーリスと母親はパリで暮らしていたのですが、
ベルが生まれて間もないころに黒死病と呼ばれる「ペスト」にかかってしまったそう。
この感染症からベルを守るために、父モーリスはベルを連れて奥さんと今生の別れをする。
悲しい…。
原作の「美女と野獣」は1740年に出版されており、全体的に18世紀中頃のフランスを舞台として描かれています。
ちなみに映画の中でのベルは17歳、ガストンは36歳という設定になっています。
フランスで実際に起こった流行として考えられるのが、1720年の「マルセイユのペスト大流行」です。
おそらくここでベルの母親は病気に罹ってしまったのではないか、という時代考証。
しかし、ベルの年齢から考えると、ベルが3,40歳になってしまう?という矛盾が発生。
なので、このあたりの時代設定は大ざっぱに決められたものだと考えられますが、
そんなことがあったのかー、と歴史の勉強になりますね。
あとはガストンが参加した戦争が時代的に「オーストリア継承戦争」ではないかとか、
そういうことを考えると世界史の勉強が楽しくなってきますね。
もしご興味のある方がいらっしゃれば、後で私に教えてください!
お読みいただき、ありがとうございました。(人''▽`)ありがとう☆



