● 先月中旬から進めていたミズノマリちゃん(from Paris Match)のプロデュース２曲。１曲はミックスまで完全終了。２曲目はあとミックスを残すのみ。１曲目は尊敬する片寄さんとのコンビ＜作詞：片寄明人 作曲：西寺郷太＞でしたが、２曲目は＜作詞：Chocolat & Akito 作曲：谷口尚久・西寺郷太＞というメンバーでの共作。
ミズノマリちゃんのブログ（写真つき）
http://marimizuno.exblog.jp/9604741/
Chocolat & Akito は言うまでもなく、Chocolat さんと片寄さん夫婦のユニット。最高な歌詞をふたりで書いてくれました！
● 共同作曲者の谷口くんは、「ノーナの歴史」に詳しい人なら知っているかも知れませんが、小松・奥田・千ヶ崎とともに学生時代「ハラショーズ」というバンドを組んでいたヴォーカル＆ギタリスト。
出逢った時、彼は東大生で、卒業後は超一流企業に就職し１０年間働いてました。しかし約５年前、音楽への情熱覚めやらなかった彼は仕事を突然辞めたんです（正直もったいないから、そのまま安定する会社で働いておけばいいのに！普通に働いてた人間が音楽の最前線で活躍するのは無理だろうとそのときぼくは思った！）。
そんな老婆心もつかの間、彼はその後もって生まれた情報処理能力と、音楽への献身でケミストリーや、JUJUちゃん、SMAP、土岐麻子さんなど色んなアーティストへの楽曲制作、ソングライティング、ヴォーカル・ディレクションなどで頭角を現し、今や多方面で獅子奮迅の大活躍であります。
個人的に、２・３年前から谷口くんとは数曲の作品を共作してたんですが、今回がはじめて世の中に発表する楽曲となります。Chocolat & Akito のおふたりによるブットんだ歌詞と相まって、とんでもないパワーを持った「２０１０年代の歌謡曲」に仕上がりました。
マリちゃんをプロデュースした２曲は、クールとクレイジー、ストイックとゴージャス、両極端な２曲ですが、彼女の新しい魅力を引き出せたんじゃないかな？とかなり自信を持ってます。
なんと言っても、ぼく以外の他のプロデューサーが小西康陽さん、冨田恵一さん（冨田ラボ）、キリンジ堀込高樹さんなど・・・、そしてソングライターに筒美京平さん、古内東子さんなど・・・、と豪華絢爛極まりない。ぼくもまだ全貌を知らないので、完成版を早く聴きたい！４月下旬に発売！
● あと、何度か作詞で関わらせてもらったＫくんとまた関わらせてもらいました。
彼のサード・アルバム「Traveling Song」の８曲目「Y.E.S.」を、ぼく西寺郷太がプロデュースしました！
演奏は、ギター奥田、ドラム小松、ベースひげちゃん、鍵盤はＫくん。「作詞：西寺郷太＆K、作曲：K、編曲：K＆NONA REEVES」であります！
３月１８日発売ですが、初回盤にはぼくが作詞した「Last Love」（作曲・DK from LA）、「TRUST ME」のライヴ・ヴァージョンのDVDもつくそうです。
この曲「Y.E.S.」は、ノーナがカヴァーしたスティーヴィーの「AS」とか、グルーヴィーでアグレッシヴなサウンドが好きな人には超ストライクな作品だと思います。セッションも楽しかった！めさめさカッコいいです！
● ノルウェーに移籍したサッカー選手小林大悟くんとここのところ早朝にスカイプで話している。スカイプはネットさえあれば世界何処にいても無料で普通に喋れるからすごい。ノルウェーで夜の９時くらいだと、日本だと朝の５時くらいで、その時間帯に起きてる奇特な日本人は世間の暮らしからドロップアウトしているミュージシャンくらいなもの。
ちょこちょこ喋るのが彼にとっても楽しいようで、おれも嬉しい・笑。いやー、頑張って欲しいなー。
● ヴァレンタインのライヴ＆ＤＪ。とても楽しかった！ジャクソン・ヴァイブのみんな！「SEASIDE RAIN」かっこ良く演奏してくれて嬉しかった！グローバーの声は自分とまったく違う太くて深い声なんで、一緒に仕事した時こっちも発見があって楽しかったです。また共演したい！
シゲとの「FOUR REEVES」、ライヴも２度目。まだまだ新鮮で発展途上ですが、次の３月１４日はワンマンです。今のノーナは刺激的です！すべてに感謝です！がんばります！！！
● ＤＪは朝まで踊りまくりました。宇多丸さんと、web店長ナガサワさんの「８０年代ＤＪ」が凄まじかった。ワム！「恋のかけひき」、カルチャー・クラブ「タイム」、マドンナ「ボーダー・ライン」、マイアミ・サウンド・マシーン「コンガ」、デュラン・デュラン「ザ・リフレックス（リミックス）、オリビア・ニュートン・ジョン「フィジカル」、ザ・パワー・ステーション「サム・ライク・イット・ホット」、シンディ・ローパー「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」、フィル・コリンズ＆フィリップ・ベイリー「イージー・ラヴァー」、ドナルド・フェイゲン「ニュー・フロンティア」、マイケル・ジャクソン＆ポール・マッカートニー「セイ・セイ・セイ」などなど・・・、子供の頃ぼくの人生を変えた曲達です。いつも自分がかけてるんですが、今回は完全に狂ったオーディエンスとして触れられたので、踊り過ぎて燃え尽きてしまいました。
いやー、ＤＪって楽しいわー・・・。