6月27日に発売となった新刊
「あの人の行動が変わる言い方・接し方事典」
おかげさまで良いスタートを切りまして
初日にはAmazon書籍ランキングで66位になりました
企画を立ててから、2年半かけて試行錯誤しながら作った本なので
本当にうれしいです
予約して下さった方、購入して下さった方のおかげです
本当にありがとうございます
ここからは自分語り…
思い返せば、2009年にASDが判明したアキラさんについて
十数年の間、いろいろありまして
期待(ASDがわかったことで良い方に変わるかな?)
期待はずれ(本人の意思が無ければできることはない)
失望(アキラさんは変わる気がなかった)
努力(宮尾先生に密着したり、セミナーに行ったりして学習)
疲弊(私の「やるべき事」が増えたと感じる)
無力感(やるべき事をやってもうまくいかない…)
焦燥感(何をやってもダメ…どうしたらいい?)
理解(「ASDを理解」ではなく、「アキラさんを知る」が必要と知る)
納得(本質は変えられないが、こちらの対応で変わるものもある)
という道筋を辿ってきました。
(これと並行して、私ツナ自身のカサンドラ→回復 が別途あります)
その前のASD判明以前、わけがわからずモヤモヤと悩みが溜まっていった時期は8年くらい?
わかる前のモヤモヤ期と、わかってから以後の年月の中で、
失った物と得た物がありました。
私が失ったのは、
家族一緒の生活と家と夫婦お互いの信頼感。
世間的な「普通の暮らし」。
私が得たのは、
新しい価値観と新しい視野へのアップデート、以前とは違う自分。
子供たちとの信頼関係。
未知の不安におびえない、平穏な日々。
読者さんをはじめとする、共感し合える人たち。
そんなこんなを経て
長い年月の中で得た経験と感覚と実践の結果と、
取材という形で著者特権で得ることができた知識、、、
それを私だけのものにするのはもったいなさすぎるのでは…?
なんとか形にして残したい
そんな一心で作ってきた本なので
こうして形になって、皆様の目にとまるようになって、感無量です。
みなさま、本当にありがとうございます。