続・構想とか、妄想とか… | きゅうの鉄道写真館

きゅうの鉄道写真館

きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。

 

こんにちは。
なんかずいぶん久しぶりです。
他の趣味(アニメ)に取られる時間が
増えるにつれ、鉄道趣味は反比例して
費やす時間は減少傾向です。
それなりに少しは遊んでいましたが…
気候も暖かくなってきて工作室(?)で
作業ができるようになり、やっと工作
を再開しました。


《103系のリストア》

 

現在の進捗状況

 

 

大昔、日本橋の百貨店(白木屋ではない)
であった鉄道模型ショーのバーゲンで
半端ものを安く仕入れたものです。
クモハ102 1200x2、モハ200、クハ103
の4両と、AKB劇場の向い側にあった中古
の模型店で買った壊れたクモハ103。
いずれも3~4千円くらいでした。
小遣いの少ない(収入が少ない)頃で
いろいろ構想をたてて(妄想しながら?)
安物を買いあさっていたわけです。
しかし計画もむなしく(?)そのまま
みかん箱に入ったままお蔵入りしていた
(押入れの奥にしまってあった)結果…
このままでは私の死後(!)不燃ゴミに
なることは明らか・・・
ということで次回の運転会に向けて整備
を開始したような次第です。
まず実車をご覧ください。

 

103系 1000番台

常磐緩行線~千代田線乗入用です。

 

103系 1200番台
総武緩行線~東西線乗入用です。

総武線の黄色から東西線の水色に
帯の色が替わっています。

 

仙石線の103系
水色の編成の目標です。

 

和歌山線 105系2連
この和歌山線の105系は103系1000番台の
改造で、写真の後側はクハ1031000番台
そのままの外観でした。

そちら側も撮ったはずだけど、ちょっと

見つかりませんでした。
今回目指すのはこの辺の雰囲気です。
(ローカル線に都落ちした短編成)

 

クモハ102 1200番台×2

 

クモハ102 1200番台
パンタが無く このままでは走らないので
1両をクモハ103 1200に改造します。
実物ではモハに運転台を取付け、Mc+Tc
の2連に改造(105系)されましたが、
模型では簡単にクモハ102を103化して、
Mc+Mcの2両編成にでっちあげます。
(クモハ1031200番台の実車は無いけど)

 

クモハ103+モハ200+クハ103

 

クモハ103
カツミの国電シリーズとして登場した
初期の製品です。
車体はブリキ、台車はDT21を流用。

 

モハ200
実物のモハ200は制御方式が異なるため
連結できませんが模型なら大丈夫。
とは言え少しでもモハ102に近づけて
みようと思います。

 

クハ103
そのままでOKです。
包んであったビニールが車体に貼りつき
塗装面がまだらになってしまったもので
格安でした。
コンパウンドで磨いて修正しました。
消えてしまった前面窓下の銀帯を
塗り直して完成です。

 

旧型モーターなど
旧製品の動力近代化(MPギアに交換)
の際に取り外した旧型モーターや
インサイドギアなどです。
まだこれの倍くらいあります。
「お金をかけないで手持ちの休眠資産を
 活用して遊びたおす!」
を目標に掲げて・・・


あの、、、模型マニアの人って、
「退職後にゆっくり作ろう」とか思って
キットやパーツを溜め込んでるケースが
けっこう多いんじゃないでしょうか。
私も同様で、随分処分しましたが まだ
押入れに1/4くらい残っています!
という訳で今回も手持ちの車両やパーツ
のやりくりでまとめるつもりです。

(不良資産の消化)

 

やりくり表

 

103系 改造計画


まず水色の編成からいきましょう。
クモハ103は無動力化するので
クモハ1021200と床板を交換します。

 

クモハ103の動力を外したところ
上からクモハ103車体、床板、クモハ102床板
分解して判ったのですが、車体はブリキ、
103は床板もボルスターも鉄製でした!
傷をつけると錆びるので極力加工しない
ことにします。

 

接点の移設
クモハ102の床板はピタリと合ったので
接続用の接点を移設するだけでOK。

 

セレン整流器
接点の基盤に突立っていたライト切替用
の整流器を目立たないように横倒しに
しようと外したところ…
なんと黒箱の中にセレンが入っていた!
でっきりダイオードかと思ったら…

 

接点と配線
接点を付けなおし、配線すればおしまい。

 

横顔(ビフォー)
台車はDT21、室内にモーター有。

 

斜め横顔(アフター)
台車はDT22、トレーラーになったので
車内、足回りともすっきりしました。
台車は本来はDT33(一回り大きい)ですが、

模型ではDT22を使うのが一般的ですね。

 

クモハ103
なぜか前後逆についていた床下機器を
正しい向きに付け直して一応完成です。

 

モハ200+クハ103の連結部
比べてみると違いは大きく3つ。
・台車が違う
・ドア、戸袋窓の大きさが異なる
・ベンチレータの形と位置
このうち台車については動力化の際
DT22に交換するのでOK。
ドアと戸袋窓は簡単には直せないので
車体更新のときに交換・修理された、
と思うことにしました。
(実車でも戸袋窓を埋められた例も有)
ベンチレータは丸型に替えようとも
考えましたが、位置も違うし左右配置も
千鳥になってるので穴埋めが大変なので
あきらめました。
まあいずれも、走らせちゃえばそれほど
気がつかないだろう、ということで。

 

床板と台車
モハ72をMPギアに替えたときに余った
床板と台車・モーターは同じくキハ58の
発生品です。
奥の床下機器はモハ72のもの。
ところで足回りを仮組みして車体に合せ
てみると、モーターが床板受けアングル

につかえて入りません。

クモハ103を参考にして削らなければ

なりませんが…

 

位置と大きさを写し取る
床板の幅に切った紙をはめて、指の腹で
押さえて筋をつけ、鉛筆でなぞります。

 

パンチカード
この用紙は大昔、会社のコンピューター
(大型汎用機)で使っていたものです。
配属当初はまだ画面付きの端末がなくて
タイプライターでカードを切って読み込
ませていました。(プログラム1ステッ
プあたりカード1枚使用→1000ステップ
だと1000枚:約18cmになります)
本来の目的(コンピューター用)のため
厚さ(約0.18mm)の割には腰があって
ケバ立たないので工作用にはもってこい。
ディスプレイ端末導入で廃棄するのを
1箱もらってきました。(未使用品)

 

削る部分のケガキ
型紙をはめてフェルトペンでマーキング
したところです。

 

モーターツール
ルーターですがこれは東京マルイ製の
プラモデルです。(単3電池4本使用)
2千円強でしたが今でも使えています。

 

床板受けを削る途中
これを棒ヤスリで手作業で行うと
力が入りすぎて歪んだり、すべって
傷つけたり、ちょっと難しいかな。
車体はクモハ102、右手前の丸いのは
はずしたベンチレータです。

 

一応完成
車体を更新したモハ102 ということで…

 

走行方向とライトの点灯が正しいかを
確認します。

 

クモハ103の屋根上
ベンチレータはプラ製の未塗装。
浮いているので塗装します。

他の2両に合わせてクーラーも

載せましょうね。

 

クーラーを置いてみた
ベンチレータを塗り、クーラーを
置いてみたところです。
固定するには穴を2個 開けなければ
なりませんが…
モーターに鉄粉が入り込むと面倒なので
机の周りを片付けてから作業します。
ランボードも作らなければ…


今回はここまで。
続きはまた次回にします。


本日もご乗車ありがとうございました。