世田谷線 今昔(昔編) | きゅうの鉄道写真館

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ドールに興味のない方はこちらで。



こんにちは。
前回に続いて世田谷線の旅です。
時計を28年半巻き戻した
当時の電車をご覧ください。
70形、80形、150形の
3形式が走っていました。
撮影は平成2年12月15日です。



151号


85号


73号
山下駅です。
後ろは小田急の豪徳寺。
低いホームに木造の屋根。
電車のステップが生きています。



308号
現在の山下駅
ホームがかさ上げされ、
屋根のささえは鉄骨になりました。




77号



76号



86号



154号
山下付近は木造家屋やアパートが多く
ローカルな雰囲気もありました。
走る電車も3種類あって楽しめました。



74号


86号


85号
80形は両運転台で、85・86号の
両運車2両の連結運転でした。
86号にジャンパ線が目立っています。
他の車両は片運転台に改造されていて
単行運転はできません。






78号 (松原)
全線均一料金で乗るときに払います。
2両連結非貫通なのでワンマンは無理。
混雑時は運転手も車掌も大忙しです。





78号 (松原)



76号 (松原)
低いホームと広いゲージは路面電車風。
ですが世田谷線には併用区間はなくて
本線の玉川線からの乗入れだった名残。
玉川線は首都高の建設で路面から撤去、
地下鉄になった当時は新玉川線(渋谷
~二子玉川園)と呼ばれていましたが、
いつの間にか田園都市線になりました。





76号、307号
変わらない風景。
広告看板も同じ診療所名ですね。




75号、307号
変わった風景。
たばこ屋はコンビニに、
アパートはマンションになりました。


152号





85号+86号
両運車なので、どちら側にも
連結できるようにジャンパ栓と
ブレーキホースがそろっています。
この時点で単行での運用はなかったと
思いますが、雑誌等の古い写真では
見ることができます。


ヘッドライトの数と位置で
ずいぶん印象が変わりますね。
見た車両だけですが表にしてみました。


世田谷線の顔 一覧表
H2.12.15 日中運用分のみです。


どこで撮っても同じような写真ばかりで
ちょっと飽きてしまったので
早々に引き上げ小田急に移動しました。


5000系 (豪徳寺)


LSE はこね





SSE あさぎり
タタン・タタン・タタン・タタン・・・
連接車ならではの
ジョイント音を響かせて通過します。
翌年3月15日、SSEは引退しました。




山下駅
なんとものんびりした風景です。


新宿から小田急で17分。
三軒茶屋なら渋谷から5分です。
電車や設備は新しくなりましたが、
地上を走る目線や速度は変わりません。
またそのうち乗りに行きましょうか。




本日もご乗車ありがとうございました。