真岡鉄道のC12・後編 | きゅうの鉄道写真館

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きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。

 


こんばんは。


前回に引続き真岡鉄道探訪記をどうぞ。

訪問したのは4月21日です。


北真岡・西田井間でSLもおか号を撮影後
真岡に戻るわけですが、次の上りは
北真岡1129でSL通過後10分ありません。
思ったとおり乗れなかったので
北真岡からひと駅歩いてしまいました。


ちょうど真岡駅前に着いたとき、
汽笛が聞こえました。
12時の9600展示運転にぎりぎりセーフ。



9600型 49671
大正生まれです。
なんちゃって蒸気機関車ですが、
一応動くだけでもたいしたもの。
炭水車にコンプレッサーを積んで
圧縮空気で動きます。(空気機関車?)







子供たちを満載した貨車を牽き2往復
料金は300円です。
1日3回展示運転があります。
ちなみに資料館も含めて入場は無料です。






隣に見えているのはD51です。



D51 146
こちらもすでに整備が終わり、
4/28展示運転開始のセレモニーがありました。








他にも古い貨車や機関車、気動車が
保存展示されています。
保存車両を見ているとイチゴ列車が発車。





モオカ14 1
春崎野乃花(はるざきののか)ちゃんは
ご当地(栃木県)アイドルキャラクター
まろに☆え~る(3人組)のひとりです。
名前の元のマロニエは
トチノキ(栃の木)のこと。
なるほど。


残念ながら我家では栃木テレビが映らない
のでアニメを見ることはできませんが…
真岡鉄道は栃木県と沿線の自治体出資の
第三セクターなので県のPRキャラを使い
栃木や真岡の応援をしています。



駅前のそば屋で昼食
真岡線沿線はそばも名物みたいです。
あと車窓で目についたのは梨園。
益子焼も名産ですね。


そば屋で時刻表を調べてみたら
まだ茂木発のSLに間に合いそうです。
ちょっと茂木まで行ってみましょう。
(乗り放題のキップもあるしね)






真岡駅構内の様子
歩道橋からも良く見えるので
車庫の中など探してみましたが
C11の姿は見えませんでした。






少し時間があったので
ホームからも撮っておきます。



下りが到着
真岡1327――1402天矢場
上り列車は天矢場で撮ることにします。
茂木から上り列車は天矢場まで
25‰の上り勾配が続きます。


天矢場駅
ホームから上り詰めたピークが見えた。



茂木-天矢場間

乗ってきた列車が先に折返してきます。
(まず練習に1本…)






C12 66
上り列車の上り勾配はここしかないけど
気温25度を超える夏日のこと、
煙は期待できませんがやはりダメでした。
音だけはキシャキシャと軽快なブラストを
聞くことができました。




以上で今回の旅はおしまいですが
天矢場駅に戻り、アイスを食べていると
下り列車が来ました。
天矢場1450――1453茂木
どうせ茂木で折返してくる列車に乗るので
乗っていくことにしました。
一応、真岡鉄道を完乗したことにもなるしね。




茂木にて
JRバスのバス停にとまるツバメ…
象徴的ですね。
茂木駅ではそばまつりが終わるところで
呼び込みをしていましたが時間切れ。





帰りのキハはクロスシートでした。
茂木1516――1634下館
来たときの逆のルートで帰ります。
そうそう、帰りもSLとすれ違うので
忘れないように。







久下田にて
DE10に牽かれ
ぶら下がって真岡に帰っていきました。


その後の関鉄も好接続で
下館1637――1729水海道1731――1802取手
ディーゼルカー乗車を堪能した1日でした。



ところで、今回、
真岡鉄道のC12や9600を取材して
「思うところ」がありました。
その件はまた追って書いていきます。



おまけ


古い趣味誌(1970年)に載っていた真岡駅

右上の貨物駅のところがキューロク館

中段の写真に写っている水タンクは

現在もあります!
ちょっと反則ですが48年前の資料ということで…



《鉄道車両カウントダウン》


平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと360日。
ということで本日の車両は…



C58 360





本日もご乗車ありがとうございました。