こんばんは。
津軽海峡の旅、5回目です。
青函連絡船・摩周丸を見学して
函館駅に戻ると
すっかり日も暮れていました。
函館山へ夜景見物に行くには
バスで行くルートと
ロープウェイで行くルートの
2とおりあります。
私は市電とロープウェイを
乗り継いでいく方法にしました。
駅前の電停から
ドック前行きに乗ります。
ちょうどイルミネーションを飾った
ドック前行きの旧型車が来たので
急いで追いかけました。
早着ぎみなのか、
徐行運転みたいな走り方で
ゴォー・ゴトゴトゴト…
ゴォー・ゴトゴトゴト、と
ノッチを入れたり切ったりしながら
ゆっくり走って末広町で下車。
少し戻って八幡坂を登ります。
振り返るとライトアップされた
摩周丸が見えました。
カトリック元町教会
聖ヨハネ教会
ハリストス正教会
1本南東側の大三坂に横移動して
まずカトリック元町教会を見て
チャチャ登りを登って
ハリストス正教会、聖ヨハネ教会を
見おろします。
函館山の展望と並び
函館で最もきれいな夜景です。
さらに5分ほど、横に移動すると
ロープウェイの駅が見えてきます。
山頂駅からの展望は別格です。
ちょっとズームしてみましょう。
湾の一番奥に摩周丸が見えます。
夜景を堪能したので夕食に…
函館の名物といえばイカですが
古いモダンな町ということで
昔からの洋食屋さんもあります。
中でも一番の老舗、
五島軒に行ってみました。
いろんな味が少しずつ楽しめる
洋食のセット。
銀食器のアイスがとてもレトロです。
おいしいコーヒーを飲んで、
今度はベイエリア沿いに
函館駅へと戻ります。
金森倉庫です。
初めて来たときは倉庫でしたが
ショッピングモールになりました。
山頂からよく見えた
摩周丸のライトアップです。
船尾の母港の標記は
TOKYOが白く塗りつぶされて
上に函館が書かれていますが、
船籍が国鉄本社の東京から
青函管理局に移されたときに
書き換えられたのでしょうね。
岸壁から函館山を振り返って見れば
山頂駅の灯りが見えます。
↑の光の筋は八幡坂のイルミネです。
21時過ぎに駅に戻って驚いた!
売店などはすっかり店仕舞いしていて
お弁当を買いそこないました。
連絡船の頃は深夜までやってたのに。
夜行列車に乗るときは
1食余分に持っていないと
安心できません。
途中何があるか判らないのでね。
今回は食堂車も連結してるし、
まあ大丈夫かなー、とあきらめて
ホームに上がりました。
キハ40など撮って時間をつぶします。
定刻 2136、
DD51重連に牽かれた北斗星が到着、
反対側にED79が連結されて
2148 折返し青森へ向けて発車します。
今夜の寝床は6号車のB個室ソロ。
スハネ25 500
ソロ8室とロビーが半車ずつの車両です。
開放B寝台と同料金ながら個室という
値打ちものでした。
一応、個室ですが独房のようで
閉所恐怖症の人には少々つらいかも。
発車後間もなく、心配ごとが現実に。
津軽線内の踏切事故で
大幅な遅れの見込みだとか…
木古内に停まり
1時間たっても動かずあきらめて寝る。
次に目覚めると中沢に停まっていた。
青函トンネルは
寝てる間に通過してしまったようです。
竜飛海底駅を通過中
そんなわけで、
別の機会に撮った写真でご覧ください。
6時半に4時間遅れの放送と
食堂車の営業開始が告げられ
すぐさま席を確保しました。
(隣なので近い)
北斗星の朝食(1600円)
プリンとコーヒーを部屋に持ち帰り、
くつろごうと思いましたが、
いかんせん窮屈な個室ではつらく
5時間遅れの仙台で北斗星を捨て、
新幹線で帰京することにしました。
やまびこの自由席はこのとおり
ガラガラでした。
本日もご乗車ありがとうございました。